金魚ちゃんをインストール

憂鬱系青羊な RM307 の月一エッセイブログ Since 2011

週一ブログ→ https://rm307.hateblo.jp/  非公開コメントは Web拍手 へ!匿名でお送りいただけます。

イルカ日記

5月もそろそろ終わり、日中は暑い日も。いかがお過ごしでしょうか。
猫が甘えてひざに乗ってくるんですが、暑い・・・嬉しいですけどね。
先日ストーブをしまい扇風機を出しました。まだ早いかもだけど、
押入れのストーブをしまっていたスペースには扇風機があるので、
片づける事になったら必然的に扇風機が押し出されるかたちになる。
つまり僕の部屋は一年中ストーブか扇風機が出ている事になります。
こういうのってあまり良いとは言えないよな、とも思うのだけれど。
そろそろ憂鬱な梅雨。雨の日は靴やズボンの裾が濡れるから嫌だな。
電車が止まり、車が無いので通勤や買い物に時間がかかったりもする。
むしむしするし、洗濯物の乾きも遅いし・・・何も良い事が無いな!
そしてそれが終わっても暑い夏が!あーあ、早く秋にならないかなぁ。

前回の更新から報告できる作業は、今日読者ページにFAを1枚投稿、
投稿する事ができなくなったFAが1枚と、投稿予定の無いFAが1枚途中。
そして「好きな新都社キャラ紹介アンソロジー」に参加しました。
あと「イルカ日記」の朗読ねとらじが終了。これは新ブログに書いた。
絶対加速クレッシェンドM」の1話、2話の朗読ねとらじもしました。

 

さて、今回の記事は「イルカ日記」の朗読ねとらじの時に話した
感想を書きます。ねとらじを聴いた方は読まなくても大丈夫かも。
作品に少しでも興味を持って、読んでいただけたら嬉しいなぁ。

----- EXTENDED BODY:

2で好きなのは「私、知ってる。そういうのっていつまでも続かないの。
今は迷惑に思っていなくても、それはまだ私が目新しい存在だからで、
そのうちちょっとずつ嫌になってくるのよ」という部分です。
これ、僕も昔から、そして今でもよく思っている事だったので。
他人の、僕に対する好意(あるとすればの話なんですが)というのも、
関わるうちに徐々に薄れていき、やがて疎まれるようになるのだろう、
と思っていて。どんなに言葉を交わしても、今仲良くしていても、
いずれ嫌になるのだろう、という不安を抱えて人と関わっています。
現実ではあまり深く人と関わらないので、主にネット上でですが。
それを悲しく思うけど、未熟な僕が悪いのだよな、とも思っていて。
嫌われたくなかったら、それ相応に努力すれば良いという話ですよね。
そして2の最後の方、食べる事、拒食。これは、のぎく先生の
別名義の作品でもわりとよく取り上げられるテーマでもあります。

5では、海で、少女の指をちぎり、流し、お葬式をする主人公たち。
少し不安を感じるけど、どこか優しくもあって。美しいイメージです。

6で好きなのは、「話したいことがあれば話せばいい。忘れたとしても、
僕が代わりに覚えていればいいんだ」「でもあなたもいつか忘れてしまう」
「そうだね。でもみんなそうだ。いつかは忘れられてしまう。
僕が覚えていたってその記憶はほんの少し生き長らえるだけに過ぎない」
というやりとり。「でもあなたもいつか忘れてしまう」という言葉に、
「そうだね」と肯定できるのはすごいと思います。大人、というか。
僕だったら、「ずっと覚えているよ」と安請け合いしてしまうかも。
少なくとも、「覚えていられるように努力する」と言うかもしれません。
でもきっと、それは努力するとか、そういう事を強いてはいけない
種類の物事なのだろうな、とも思います。それでも僕は、あがきたい。
これは、作者さんの考え方が反映されたセリフなのかな、と思います。
のぎく先生とお話しした時に、似たシチュエーションがありました。
僕が、「いつか忘れると思いますよ」と言ったら「そうだね」と
言われた事があって。そうであっても、簡単に「そんな事は無いよ」
などと否定しないのはすごいな、と思ったのを覚えています。

記憶の断片は、とても好きな章です。共感するポイントが多くて。特に、
自分が汚い事を自覚していて、汚いからこそ綺麗なものになりたい、
と願う彼女。これは、2011年当時の僕の強い思いでもありました。
まぁ今でもそう思う事はありますが・・・。汚い、醜い自分は嫌だな。
この章はとても濃くて、一行一行がとても良いですね。たぶん、あえて
あまり推敲しなかったのでは、と思います。実際どうなのでしょうね。
決して悪い意味では無く、いろんな感情が詰め込まれている感じで。
少女であって少女では無い感じも。複数人の思いが感じられるような。
何度か読むとそれがわかってくると思います。それも含めて好きです。
産まれたくなかった、から消滅させたい、の流れとかも好きですね。
のぎく先生は、もう居ないのだろうな、と思うと、寂しく感じます。
ずいぶんと変わってしまった。もちろんそれは良い事なのだけど、
この時の先生の事、とても大好きだったから、やっぱり、寂しいかな。

7の恋人の母親の話、読み返して、やっぱり壮絶だなぁと思いました。
僕だったら耐えられないと思う。孤独に立ち向かった恋人はすごい。
だから、その後の人生が幸せなものであって欲しかったのですが・・・。
この過去は、村上春樹の「ノルウェイの森」に登場する小林緑の
お母さんの話に影響を受けているみたいです。以前そんな話を伺った。
恋人に「私が最終的に何を言いたいのかわかる?」と訊かれて、
「話の流れは理解していると思うけど」と正直に答える主人公。
彼女は笑いながら「あなたほどいい聞き手には会ったことないもの」
と言います。この会話がとても好きでした。僕も過去に何度か、
これに似たやりとりをした事がありました。まぁ、僕の場合は
ただ聞く事しかできなかっただけだとは思うのですが・・・。
あと、「私はすごくすごくヘヴィな荷物だってこと」という部分。
何か病気を抱えている訳では無いけれど、僕も自分自身の事を
そう思う事が多かったです。今もか。僕と深く関わるという事は、
なかなか難しいみたいですからね。それと筏の比喩も好きです。
こういう会話、良いですよね。温かい幸せを感じます。憧れ。

8も結構好きです。「泣いているのね?」という優しいセリフとか、
夕暮れにふたりで歩いているシーンとか。この夕暮れのシーンは、
初めて読んだ時、すごく既視感のある空気感でした。たぶん、
僕はこの空気を知っていたと思う。覚えがあるものでした。
文芸の「涙雨」という小説に登場するある朝の空気感のように。
六年前当時、それを思い出して、すごくせつなくなりました。
あと、「あなたの事が大好き、でもそれはたとえあなたが私のことを
どう思っていたとしても、全然関係ないところにあるものごとなの」
という考え方は、僕もわかるような気がします。たぶん、僕も同じ。

二回目の記憶の断片。髪を切るシーンや、男を背後に感じながら
歩くシーン、バットで殴られるシーンなど、力を感じる描写です。
こういうところが作者さんのすごいところで、好きなところです。
生きる為に、生きたかったから殺した、というセリフ。これはたぶん
作者さん自身がそうで、生きる為に、自分のある部分を殺して、
前に進もうとしたのだと思っています。違っていたらすみません。
ちなみにこの作者さんも、少女のように長い髪を切っています。
もちろん自分でではありませんが。でも実感がこもっている。

9、「君に死んで欲しくなかったからだ」と思わず熱くなる主人公も
良いですね。優しいな。他人の為に、それも得体の知れない少女を
殺した相手に対して怒りを抱く事ができる。昔の恋人の夢をみて、
何もできない自分に対してもどかしい思いが多かった事もあるのかな。

10、「この世が美しいから生きるんじゃない。生きることでこの世が
美しくなっていく。誰かを求めることでそれがわかる。愚かにも
繋がろうとすることで、その儚さに破れながら、美しさを知る」
この部分が特に好きですね。僕も、美しさを知りたいな・・・。
そして最後の「一番綺麗なものを教えてくれてありがとう」。
儚く、せつなく、とても美しい、素晴らしいセリフだと思います。

 

この作品を読み返すのは、2014年にFAを描いた時以来、三年ぶりでした。
内容はだいたい覚えていたので、そこまでココロを動かされないだろう
と思っていたのですが、朗読の為に読み返したら、やっぱり良いな、
好きだな、と思いました。作品全体が好きですが、1〜3であったり、
記憶の断片だったり、7、8、9と単体だったり、それぞれ違う種類の
好きがあるな、と今回気づきました。上手く言えないのですが、
たとえるなら、好きなひとが見せるいろいろな表情が近いのかな・・・。

そんな良い作品「イルカ日記」、未読の方はぜひお読みください。
改めて、朗読をお聴きくださった方々、そして作者ののぎく先生、
朗読をさせていただきありがとうございました。楽しかったです。

「イルカ日記」のFA
2014年に投稿した「イルカ日記」のFA

Web拍手

疑問を感じる子どもへの注意の仕方

だいぶ暖かくなってきましたね。季節の変わり目、体調を崩されたり
していませんか?花粉などにもお気をつけてお過ごしくださいね。

前回の記事からの新都社活動は、「チヨジちゃんとナナミちゃん」を
ぷげらに新規登録、「文芸ニノベ短ページ漫画化企画」と「一枚絵文章化企画2017」に投稿、別冊少女きぼん10周年FA祭りにFAを5枚投稿。
きぼんFA祭りでお返事をくださった先生方、ありがとうございました!
それと「南ちゃんと静穂ちゃん」のホワイトデーネタの漫画も投稿。
何だかずいぶんと前の事のような気がするけど、たった一月半前か。

「文芸ニノベ短ページ漫画化企画」の漫画の一コマ
投稿した「文芸ニノベ短ページ漫画化企画」の漫画の一コマ

それに伴い新ブログでは新都社での活動や作業報告が多かったな。
あとは他人に評価されない自分の一次創作漫画は大切に思えない話、
一次創作をする理由と漫画を描いたキッカケの話などを書きました。
たくさんのコメントやWeb拍手コメントなど、ありがとうございました!

登録・更新されて嬉しかった作品はイズミノミツバ先生の新作読み切り
あくろすざないとめあ」や久しぶりの「こんな野球はイヤじゃない」、
覇記」、「お姉ちゃんは過保護!」、「ゆりあつめ」、「白詰草」など。
キミにホネヌキ!」も毎回読んでいます。今回の更新分も良かった。

あと、好きな別冊少女きぼん作品を紹介するねとらじや、朗読ねとらじ
何度か行いました。聴いてくださった方々、ありがとうございました!
朗読ねとらじは後二回で終わるなぁ。コニー紹介ねとらじは未定・・・。

 

さて、今日で不死鳥先生が新都社デビュー8周年でした。Twitter
ショートカットのナナミの絵を投稿しましたが、今回は特に関係無い記事。

 

僕は昔スーパーでアルバイトをしていたのだけど、その時から、そして
今でも疑問を感じる事がある。小さな子どもを連れた母親のお客さん。
子どもが騒いだり、走ったりする事がよくあるのだけど、そういう時
ほとんどのお母さんは「うるさい!」や「お店の人に怒られるから
やめなさい」と言う。え、おかしくない?「うるさい」というのは
感情的な文句、言うなら「静かにしなさい」が正しいと思うのだけど。
「なぜお店の中で騒いだらいけないのか」を教えられていないんじゃ?
そして「怒られるからやめなさい」。こう言うお母さん、本当に多い。
「怒られるから」やめるんじゃなく、「その行為が間違っているから」、
あるいは「他人に迷惑をかけるから」やめなさい、なんじゃない?
このお母さんも、自分の母親にそう言われて育ってきたのだろうか?
でも、昔はそんな言い方をする人は少なかったと思うんだけどな。
少なくとも、僕はそんな注意のされ方をした事は一度も無かった。
うちの母親は、以前「子どもは叱るけど怒らない」と言っていた。

子どもに正しい事を教える、というよりは、その場しのぎの注意だけで
終わっているケースが多いような気がする。そして子どもはその注意を
聞き入れず、しばらくしたらまた大声を出したり走ったりする事も多い。
そしてそのたびに「うるさい!」、「やめなさい!」が繰り返される。
正直、親は買い物、自分の作業の片手間に注意しているとしか思えない。
「こういう理由があるから駄目なんだ」という注意の仕方をきちんと
しないと、子どもはわかってくれないと思う。また、もしわかっていて
やっていたとしても、親が子どもに向き合って真面目に注意すれば、
その態度、表情を見て子どもはちゃんと聞き入れてくれるものだと思う。

なーんて、自立すらできていない未熟な僕が、えらそうに言える立場では
無いのだろうけど。でも、ちゃんとした注意をしてもらえない子どもが
可哀そうだと思ったので。その子が大きくなって、自分の子どもに注意
する事になった時、同じ行為が繰り返されたらそれもまた可哀そうだし。
たまたまそういう人を見かける事が多かった、だけなら良いんだけど。
今回は母親の注意についてになってしまったけど、もちろん父親もね。
世の中のお父さんお母さんには気をつけていただきたいです。終わり。
Web拍手

地震から六年

まだまだ寒い日が続きますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
僕はぎっくり腰になったり風邪気味だったり口内炎ができたり・・・
まぁ精神的には元気です。みなさまも風邪など体調にはお気をつけて。
新ブログの方にも書きましたが、新都社で「一枚絵文章化企画2017」、
文芸ニノベ短ページ漫画化企画」という12周年企画を立ち上げました。
今のところ、文章化企画が好評のようで嬉しいです。参加していただき、
ありがとうございます。僕も一読者として楽しませていただいています。
漫画化企画の方は3月13日から投稿開始となります。こちらは終了日は
ございませんので、どうぞよろしくお願いいたします。どうなるかなぁ。
更新された好きな作品は穀倉先生の「忍んで地獄道」、「白詰草」など。
最近はきぼんFA作業を中断して好きな文芸作品の漫画化をしておりました。
でも2ページしか無いのに、未だに終わっていない・・・頑張らないと。

 

さて、東日本大震災から今日で六年になります。もうそんなに・・・。
毎年この日にブログを更新して、国元兵太先生の事も思い出している。
この六年の間にいろいろな事がありました。誰かと強く惹かれ合ったり、
太陽が沈んで初めて、暖かい月の本当の明るさを知る事になったり・・・。
不死鳥先生が居なくなってしまわれたのも、非常に大きな出来事です。
ずいぶんと昔のように感じる。僕にとってはもうすっかり過去の事だ。

しかし先日、まだ仮設住宅で暮らす世帯が三万三千戸以上・・・という
ニュースを見ました。まだそんなに・・・。まだ、終わっていないんだ。
今も大変な思いをしている人はたくさん居るのだ、という事が悲しい。
毎日自分の家で、温かい猫といっしょに絵を描いたり、文章を書いたり、
ネットをしたり、アニメを観たりしている自分がいかに恵まれているか。
体調不良が続いたくらいでため息をついていてはいけないのだよな。
その幸せに日々感謝はしているけど、苦しんでいる人たちが居る事も
忘れないでいたいと思う。早くみなさんが元の生活に戻れますように。

仮設住宅で暮らすのは、福島原発事故の影響を受けた人が多いとの事。
自分の家に帰れない。僕では想像できないくらいつらい事だだろう。
しかも、この先家に帰れる保証は無い。もう帰る事はできないのかも。
それぐらい原発事故の影響は大きい。放射能による汚染は恐ろしい。
正直なところ、東京電力の発表も国の発表も信じる事はできない。
そんな状態でオリンピックを開催しようなんて、いったい政府は
何を考えているのか・・・と、この四年くらいずっと思い続けている。
あまり政治的な発言はしないように心がけてはいるのだけど・・・。

僕の好きな新都社の作者さんたちは、東京に住んでいる人が多い。
原発の影響もあるし、いつか起こりうる可能性のある東海大地震
心配もある。犯罪だって多い。正直、住んでいて欲しくない・・・。
もちろん地方が完全に安全な訳では無い。災害だって犯罪だって起こる。
仕事の問題もあるし、離れられない事情だってたくさんあるだろう。
それでも、関東、東京には住んで欲しくないなぁ・・・と思ってしまう。
今まで、その好きな人々の心配しかしてこなかったけど、去年から、
誕生した新しい生命への心配も出てきた。当然その子たちだけじゃなく、
たくさんの生命が今も誕生している。彼ら、彼女らが口にする水や、
食べ物だって心配だし、今は大丈夫でも、数十年後の事だって心配。
なんて、赤の他人である僕が心配したって迷惑なだけなんだけど。
本当の安全なんて無いけれど、それでも、大切な人々が被害に遭う事が
ありませんように、と願わずにはいられない。でも、難しいのかな。

福島から避難してきた子どもたちに対するいじめも、とても悲しい。
「大人たちの態度を見て子どもたちもそうしているのだ」という意見、
たしかにそれもあると思う。でも、子どもはそんなに単純じゃないし、
幼くもない。自分の意志で他人を傷つける子どもはいくらでもいる。
原因を大人だけに求めてもいけないと思う。子どもだって悪いのだ。
いや、立場の弱い者を作り上げて攻撃する、人間の心理が悪いのか。
僕だって決して良い人間では無いので、批判する事はできないのだけど。

以上、震災や原発事故の影響について思っていた事を書きました。
繰り返すけど、僕は事情通じゃないし、正しい知識も持っていない。
軽々しい気持ちで書いている訳では無いけど、もしも風評被害だと
感じられた人がいらっしゃいましたら、申し訳ございません・・・。

 

日本はどうなっちゃうんだろうな。僕は長生きする予定は無いけど、
大切な人々や、その子ども、孫たちの事が心配だな・・・。終わり。
Web拍手

猫日記4

週刊少年VIP12周年おめでとうございます!ぴーうい!ぴーうい!
まだまだ寒い日が続きますが、体調を崩されていませんでしょうか。
前回からの一ヶ月で投稿した絵は絶対加速クレッシェンド8周年記念絵。
投稿した漫画は「魚眠洞とナナミ」、「南ちゃんと静穂ちゃん」2P、
チヨジちゃんとナナミちゃん」5P、BL漫画アンソロ5P、架空漫画1P。
昔デザインしたキャラのリメイク企画」というアンソロジー
登録しました。まだ容量に余裕があるのでぜひご参加ください。
それと19日には「魚眠洞とナナミ」でCMアンソロジーに参加しました。
きぼん10周年FA祭り用の絵も今のところ2枚描き溜めている状態です。
結構描いた。新ブログの記事は描いた漫画に関する事が多かったかな。

あと加賀ミチ先生の作品をすべてを読んだ。更新された好きな作品は
ゆりあつめ」、「覇記」、「白詰草」など。久しぶりの更新嬉しい。
あと「ホームレスのおっさんが言うことには」を再読。楽しかった。

 

さて2月22日ですね。毎年恒例、猫日記です。過去の猫日記はこちら。
https://rm307.hatenadiary.jp/entry/20120125/1327485951(うちの猫)
https://rm307.hatenadiary.jp/entry/20141031/1414764833(うちの猫)
https://rm307.hatenadiary.jp/entry/20150222/1424539325(うちの猫)
https://rm307.hatenadiary.jp/entry/20160222/1456147347(野良猫)
ただ1と2で書きたい事をだいたい書いてしまったので、今年は
メモとして残しておいた細かいネタからぽつぽつと書いていきます。

 

今年6歳になる元気なオス猫くんは、昔から甘えっ子だったのだけど、
僕がPCを使っていたら目の前に来て、キーボードの横で寝る事が多い。
いや可愛いんだけど、非常に打ちづらくて困る・・・。たまに顎で
エンターを押し続ける事もある。電源ボタンを踏んで強制終了させたり。
あとこの猫くんはにゃんにゃん鳴きながら僕の足元にやってきて、
「ふにゅーん」と言いながら片足を伸ばして僕のふとももにタッチする。
これがたまらなく可愛いので、ぜひみなさんにも見て欲しいなぁ・・・。
その後僕の脚に乗り、そのまま肩に前足をかけて僕の耳にすりすり。
よくヘッドホンをふっ飛ばします。ねとらじをしている時は結構困る。
冬は朝方になるとふとんの中に入ってきていっしょに寝てくれます。
休日なら良いけれど、お仕事の日はすぐ起きなくてはいけない・・・。
ただでさえ暖かいふとんなのに、そこに暖かく可愛い猫が居ると、
起きるのにものすごく気力が要ります・・・。ずっと寝ていたいなぁ。

黒猫ちゃんもノートPCのキーボードの上を横切って、よくキーを押す。
あと昔は軽やかに高いところへ飛び乗ったり降りたりしていたけど、
数年前から高いところに登らなくなったり、じりじりとゆっくり
降りるようになったりするようになった。歳をとったんだな、と
寂しくなる。もう今年で10歳か・・・おばあちゃん猫だなぁ・・・。
猫や犬の寿命がもっと長ければ良いのに・・・。今までに何回も
看取ってきたけどいつも思う。今まで犬、猫ともに何匹も看取った。
子どもの頃は、もちろん悲しい事は悲しかったけど、まだ今より
ダメージが少なかった。今天に召されたら、僕は耐えられるのだろうか。

昔飼っていたオス猫の事もたまに思い出す。十年前ある日突然我が家に
やってきたかと思うと、「入れてくれー」というふうに勝手口の前で
ずっと鳴いていた。それ以降、四年近くうちに居着くようになった。
「にゃーにゃー」じゃなくて「にゃわにゃわ」という鳴き声だったな。
最初はスマートな体型だったのだけど、ごはんをあげていたらだんだん
丸くなっていったので、「ぶたにゃん」、略して「ぶー」と呼んでいた。
我ながらひどい名づけ方ですね・・・ある事件から一時期嫌いだったので。
2011年の5月のある日、突然姿を現さなくなってしまった。オスなので
他の猫とケンカして縄張り争いに負けてしまい、どこかへ去ってしまった
のかもしれない・・・。甘えっ子で、よく僕の膝の上で寝る子だったな。
今も元気で暮らしていると良いのだけど。今でも、似たような模様の猫を
町中で見かけたりしたら、彼じゃないかと確かめてしまう。寂しいな。

最近は本スレのノウノ先生の描かれるヨタカンの野良猫話が楽しみです。
たくさんの猫たちと暮らす生活は楽しいだろうなぁ・・・可愛い猫が多くて
羨ましい。僕もクロベエポンちゃんやチャボと会ってみたいなぁ・・・。

 

以前ブログかTwitterにFAを描いている時が「しっくりくる」と書いたけど、
膝に乗っている猫をなでている時も「しっくりくる」感じがある気がする。
猫は救いだ。今までずっと猫が居た。猫が居ない生活は考えられない。
もう何度も書いているけど、永遠に猫といっしょに暮らしていたい・・・。
大好きな猫たち、これからもたくさん可愛がってあげたいと思う。終わり。
Web拍手

おやゆび主任の思い出

寒い日が続きますね。風邪やインフルエンザには十分ご注意ください。
前回からの一ヶ月で更新された好きな作品は短編集「ゆりあつめ」、
思いついたら描く百合漫画集」、「モダンな彼女のノベンバー」など。
僕の方は読み切り作業をしつつ、保守漫画を毎週描いています。
http://neetsha.jp/inside/comic.php?id=9647&story=28
描いたFAは年賀イラスト祭り用のテレ子と不死鳥先生だけ。漫画月間。
しかしこの一週間はいろいろあって悲しくてぐったりする事が多かった。

 

先日「新都社運営座談会」を久しぶりに読み返した。何度読んでも良い。
新都社の興味深い歴史がたくさん語られているのでぜひお読みください。
http://baronhistoire.web.fc2.com/zadan/
新都社の事や、それを支えてきた主任の事をもっと知ってもらいたいな、
すでに知っている人は、また思い出して欲しいな、と思ったのだった。

今日1月19日は、四年前におやゆび主任が漫画などを削除された日。
毎年帰ってきて欲しいなぁという思いを込めてブログを更新している。
主任からすれば迷惑な話かもしれないけど、どうかお許しください。
一人でも覚えていて言及する人が居た方が良いかなと、僕などは思う。
以前ある読者の方からもそうお願いされた事があったっけ。懐かしい。

初めておやゆび主任を知ったのは、本スレの眼鏡っ娘保守絵だった。
1ピクセルのドット線で描かれたシンプルなものでも可愛かったな。
五年前にも書いたけど、主任の絵のすごいところは、絵の一枚一枚に
「こういう絵を描きたい」、「こういう構図に挑戦したい」みたいな
しっかりとした目的意識がある事。何となく描いた構図が非常に少ない。
僕だったら無意識に描く絵は似たようなポーズになったりしてしまう。
でも主任の絵には静かな熱意が込められていて、他人に「魅せる」事
への意識もだけど、「自分が成長したい」という意識も感じられた。
そこがとても好きで、尊敬していた。実際にすごく上達されていたし、
主任の絵が大好きだったな。本当に可愛い女の子を描かれる方だった。
僕が眼鏡っ娘の可愛さを知ったのは、主任の影響が大きかったと思う。
ああ、ワンコ(漫画LLDの主人公)にもう一度会いたいなぁ・・・。
恋愛漫画の「Love Like Dogs.」、最後まで読みたかった・・・。

絵だけでは無く、新都社の運営「kwsk」としても大変頑張っていらっしゃった。
増えるサーバへの負荷を軽減したり(当時はアクセス数が多いと
503エラーが多発していたのだ)、エラーが起こったら修正したり、
突然消えたデータ復旧の為に奮闘されたり。時には荒らしの相手も。
(今は簡単にアクセス規制して終わりだけど、当時はそうでは無かった)
そして味方であるべきはずの厄介な有末さんに振り回される事も多々。
お仕事でお忙しい中、夜中まで格闘されている姿はいつも輝いていたな。
住民の運営への風当たりが強い時期からずっと、システム担当として
しばしば矢面に立って運営されていて、本当に頭が下がったな・・・。
当時はやって当たり前、むしろ作業が遅いと文句を言う人が多かった。
そんな中で長年運営を続けるのは、新都社に愛が無いとできないよなぁ。
今の新都社があるのは間違いなく主任が居てくださるおかげなのだ。
僕も何か手助けができたら良かったのだけど、何の能力も無かった。
もっと感謝の気持ちを表したかったなぁ・・・。とても残念でならない。

新都社を去られて、今どうされているのだろう。どこかで絵を描かれて
いるのだろうか。物語を紡いでいらっしゃるのだろうか。気になる。
以前は何度かFAを投稿されていたみたいだけど、最近はわからない。
また帰ってきて絵や漫画を描いて欲しいな・・・とよく考えてしまう。

主任と交流できたのはほんの短い期間だったけど、大切な思い出だ。
いつかまたそんな日が訪れる事を、小さじ一杯の希望を込めて。終わり。
Web拍手

2016年まとめ

寒い日が続きますが、みなさま体調を崩されていませんでしょうか。
さて、2016年も残りわずかとなりました。このブログでは毎年恒例の
一年の振り返りをしたいと思います。まずは更新された新都社作品。

久しぶりに更新された「手ざわりは、ヤ」や「ポケットモンスター」、
丸ノ内サディスティック」、「今日からセイギのヒーロー稼業」、
こんな野球はイヤじゃない」、「フレンズ」などが嬉しかった。
そして四年ぶりに新都社に復帰されたよるがた先生は「百合の構造」を、
パジャマ侍先生は「速記めきメモリアル」を公開されました。どちらも
面白い。来年の更新にも期待です。そして何より一番嬉しかったのは、
五年ぶりに更新された夢野ヒトミ☆先生と「ネコロボ」。もう新都社
描かれる事は無いのだろうな、と思っていたので本当に嬉しかった。
「ネコロボ」は以前の話の続きでは無いけれど、読めて良かったなぁ。
また来年も描いて欲しいな・・・本当に夢野作品は大好きなのです。
更新再開記念FAに気づいてもらえなかったのは残念だったけど・・・。
来年も大好きな作者さんたちが帰ってきてくださったら良いな・・・。
白詰草」や「ごちゃまぜ短編集」の続きもお待ちしております。

新作では「美術室の友人」、「思いついたら描く百合漫画集」が
面白かった。特に深爪先生の百合漫画には期待大です。絵柄も好き。
アイドル目指す伝説!新宮つかさ」もこれからが楽しみな漫画。
異業種先生の新作「モダンな彼女のノベンバー」も楽しみです。
文芸では妊産婦エッセイ「屈託のない人に用はない」が始まった。
やっぱりつばき先生の文章は素晴らしい。新都社で一番好きな文章。
詳細は新ブログに書いたので省くけど、ぜひお読みいただきたいです。
残念だったのは、穀倉先生が新作を描かれなかった事。ブログでは
「早く新しい漫画を描きたい」と仰っていたので期待していたのだけど。
新作では無いけど今年出会った面白い作品は「イムの短編集(白)」と
サバサバサエコ」。前者にはFAを描きました。本スレの保守絵が
キッカケで読みました。ymils先生は本当に可愛い絵を描かれる。
外部で描かれた作品も読みました。また新都社でも描いて欲しいなぁ。

完結作品では「こちら電算部」、「SUPERGIRL」が素晴らしかった。
どちらも昔から大好きな作品で、終わったのが寂しかったなぁ・・・。
両作品ともに完結記念FAを描きました。新作もお待ちしております。
えすぱーライフ!」も良かったな。穀倉先生、どうか新作を・・・。
そして「ふたり。」。新都社の完結作品では絶クレQ以来の傑作だった。
この作品を読めただけでも、新都社に居続けた甲斐があったなぁ。
「ふたり。」についても新ブログに書いたので詳しくはそちらで。
描いた「ふたり。」のFAや保守漫画についてはまた後ほど触れます。

自分も新都社作家として結構漫画を更新しました。まず4月には
エイプリルフールネタとして「おなかのへるうた」を、その後10月に
ちゃんとした本編の続きを更新。ただ更新分への感想が0だった為、
打ち切る事になってしまったけど・・・。まぁ仕方が無いか・・・。
あと「そうだ、FAを描こう」にFAあるあるネタを1本投稿したのと、
「そうだ、ファンコミックを描こう」という新連載も始めて完結。
エッセイ漫画の作画はコピペが多くて手抜きだったので、あまり
自慢できるものでは無いけど・・・ただ、保守漫画はちゃんと描いた。
「マモルくんとヤスコちゃん」、そして「南ちゃんと静穂ちゃん」。
保守漫画は合わせて20ページ以上描いたのかな。よく続いたなぁ。
あ、「恋愛シコウ企画アンソロジー」に読み切りも描いたのだった。
こちらはマウスの百合漫画の過去話。良く描けたと思ったのだけど。
新都社以外では、マウスの百合漫画、ワロスの短編漫画を更新予定。
こんなに描いたのは漫画を初めて描いた2011年以来だったなぁ。
ただ、僕の一次創作はほとんど需要が無いみたいだとわかった。
漫画を描くって難しいな。保守漫画は楽しかったんだけどな・・・。

次はFA活動について。去年一昨年と、「一年にFAは16枚」と決めて
いたけど、今年はそれを破って28枚のFAを投稿。よく描けたな・・・。
こんなに描いたのは2012年以来かな。描いていてとても楽しかった。
3月には新都社キャラ11人の集合FAを投稿した。こんなにたくさんの
キャラを一度に描くのは初めてで、大変だったけど良い経験になった。
最初は時間もかかるししんどいしで描き始めた事を少し後悔したけど、
ふたはの色塗りでちょっと手応えを感じて、5月の「屈託のない〜」の
FAに活かせたので非常に良かった。でも、集合FAはもう良いかな・・・。
きぼんFA祭りには5枚、ヤングFA祭りに1枚、ぷげらコラボ企画に1枚と、
毎年恒例の年賀イラスト祭りや眼鏡FA祭り、かぼちゃパンツ祭り、
サンタコスFA祭りにもまた参加できて良かった。来年も参加したいな。

一番描いたFAは「ふたり。」。今年は1枚しか描かない予定だったのに、
結局6枚も描いてしまったなぁ。描けばもっと好きになってしまうのは
考えればわかる事だったのに。描きたい気持ちを止められなかった。
その上毎週保守漫画まで描くようになるとは・・・想定外だった。
あんなにふたりを描くのを苦手としていたのに・・・。本当に想定外。
「ふたり。」は去年から一番更新を楽しみにしていた作品だったけど、
自分の中でここまで大きな存在になるとは思わなかったなぁ・・・。
また紹介漫画を描いたりねとらじをしたりインタビューをする事になったり。
2016年後半は「ふたり。」の為に動く事が多かったな。楽しかった。
南ちゃんと静穂ちゃんは僕の漫画の中で一番好き。結構読み返している。
いつまでも描き続けるのは迷惑だろうと思って年内で終わるけど、
また気が向いた時に描いていけたら良いな・・・。楽しい日々でした。
本当に、「ふたり。」をリアルタイムで読めたのは幸福な事だったなぁ。

最後に本スレ。1000行く事が多く、保守絵もたくさんで楽しかったな。
マニア(えwkfj)先生や胃袋マシン先生、くろすけ先生やymils先生、
ノウノ先生などの可愛い絵をたくさん見る事ができて良かったなぁ。
また、保守漫画を投稿した時にレスをくださった方々、嬉しかったです。
ありがとうございました!来年も本スレが盛り上がると良いな・・・。

個人的な部分では、四年ぶりにTwitterで作者さんをフォローした事、
料理を始めた事(おまけに料理ブログを毎週更新した事)などかな。
反省点もいろいろあるけど、さすがに長くなってしまったので終わろう。
来年もたくさん創作する事ができたら良いな・・・どうなるだろうか。

「ふたり。」や大好きな作品たちを最後まで読めて、たくさんFAや
漫画を描けて、本当に幸せな一年だったと思います。特にFAは、
2010年と同じくらい描く事を楽しめていた。楽しかったなぁ・・・。
今年も僕のFAを受け取ってくださった先生方、そして漫画を読んだり
感想をくださったりした読者の方々、本当にありがとうございました!
みなさまのおかげで今年も描き続ける事ができました。感謝感謝です。
本当に拙くて申し訳ありませんが、またFAを描かせていただけると
ありがたいです。来年もよろしくお願いいたします。良いお年を!
Web拍手
今年も、不死鳥先生は帰ってこなかったな。でも、待つしか無いのだ。