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憂鬱系青羊な RM307 の月一エッセイブログ Since 2011

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昨年祖母が亡くなった時の事

4月。上旬に寒の戻りがあったものの、今は日中だいぶ暖かくなりましたね。
動くと暑い時もある。寒暖差や花粉などで体調を崩したりされませんよう。
相変わらず猫が脚の上に乗ってきてくれるんだけど、彼は暑くないのだろうか?
今も身体を横にして、たまに寝言を漏らしながらよく眠っています。可愛い。


この一ヶ月で更新された好きな作品は「ブロンドロイド」、「石川へ行こう!」、
ホーリーエンジェル」、「アンティーク」、「ADSL、繋がりませんか?
など。あとエイプリルフールに「私立!星乙女学園バニーガール学科」。
あまり触れる機会が無いけど、没先生のTwitterのイラストも好きです。
投稿したものは2016年に描いていた「おなかのへるうた」を8ページ更新、
エイプリルフールに今年もアクリルキーホルダーの偽グッズサイトを公開、
あと昨年の和装FA祭りにブロンドロイド」のFAを1枚、きぼんFA祭りに5枚。
今は4月下旬~5月上旬に投稿する予定のFAじゃない一枚絵を描いていて、
百合少女交響曲♪」6話に登場するキャラのデザインやらくがきもしていた。

まだだよページの川澄さん

6話に登場予定のキャラです(4話でも1コマだけ登場していたけど)

プロット(セリフ)の方は8割方できたので、そろそろ描き始めようかな。
5月のゴールデンウィーク中に一度sage更新したい。age更新は6月を目標に。


11日に「ルパン三世」の作者のモンキー・パンチさんが亡くなりましたね。
「ルパン」はテレビシリーズを再放送で観た事はあるけど、原作は読んだ事が
無かった。そんな中こちらのツイートを見て女の子の絵柄が可愛い!と思った。
劇画調(たぶん)なんだけど、目力や顔のバランスがすごく魅力的だった。

そしてこの表紙に載っている「子連れ狼」の原作者の小池一夫さんも、
17日に亡くなったとの事。こちらは著作をまったく存じ上げないのだけど、
含蓄のあるツイートをたまにお見かけしていた。好々爺って感じだったな。
いつも通りツイートしていた翌日に亡くなってしまうなんて、少しびっくり。
81歳と82歳。男性の平均寿命ではあるけど、ちょっと早いなと思ってしまう。

亡くなった祖母も87歳、ちょうど平均寿命だった。でも、早すぎると感じたな。
祖父のように何度か倒れて病院に運ばれたり、亡くなった父方の祖父のように
ずっと入院していたりしていたらまだココロの準備ができていたのだけど、
祖母は病気知らずで病院に通院する事はまったく無かったし、風邪気味では
あったけど普通に元気だったから、余計に突然のお別れに感じたのだろう。
亡くなった当日の朝も、母に「今日は調子が良い」と笑顔だったそうだ。

昨年7月16日の19時半頃に突然倒れ、意識不明、呼吸も止まり心音も微弱。
母が救急車を呼んで心臓マッサージと人工呼吸をしたけど一向に回復せず。
駆けつけた救急隊員の方でも無理、そのまま隣町の大きな病院に搬送された。
心臓が弱っているとの事で手術もできず、手の施しようがない状態だった。
何度も心電図が0になり、その後一生懸命心臓が動き出そうとし、またすぐに
0になる事を1時間以上繰り返していた。ああ、人間の身体ってこんなにも
頑張っているのだな、生命ってすごいな、とぼんやりした頭で考えていた。
そして22時47分頃、お医者さんが死亡を宣告した。心筋梗塞動脈瘤破裂。
お医者さんがペンライトで瞳孔を確認し、「ご臨終です」と言うくだり、
ドラマとかではよく見るけど本当にやるんだなこういうの、と思った。
母が「もっと早く病院に連れて行くんだった」と泣きながら後悔していて、
すごく慰めたかったのだけど、何と言えば良いか僕にはわからなかった。

祖父母は「慣れた環境が良い」と去年の4月まではずっと遠方に住んでいた。
しかし何があってもおかしくない年齢だし、祖父も倒れる事があったので、
母がこちらに引っ越して来ないかと何度も説得していた。祖父母はずっと
嫌がっていたけどようやく説得でき、去年の5月に越してきたばかりだった。
初めて祖父母といっしょにお正月を迎えられるな、喜んでもらえるな、と
思っていたので、その事を考えるととてもせつなかった。そして悔しかった。
せめてお正月ぐらまでは、と思わず神様に苦情を言いかけてしまったな。

前述のように祖父母はずっと遠方に住んでいて、たまにしか会わなかったし、
あまりに突然の事だったので、しばらくはぜんぜん実感が湧かなかった。
現実感が希薄で、その日の事は何だか夢の中の出来事だったような気がして。
さすがに今はもう祖母はこの世のどこにも居ないのだ、とわかっているけど。
昔何かで読んだけど、人が死ぬのは肉体的に死んだ時じゃないのだな。
ああ、祖母とまた会って話したいなぁ。それができるのはいつになるだろう。
別に近い将来でも構わないけど、そもそも僕は天国には行けないだろうな!


以上、去年某先生に送ったメールの一部を再編集してお送りしました。今回は
祖父について書こうと思ったのだけど、その前に祖母の事を語った方が良いな、
と思ったので。祖母が亡くなった後の祖父の話は来月以降に書くかも。終わり。

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地震から八年 「地震イツモノート」を読みました

先日数日間気温が高い日が続き、このまま暖かくなるのかな?とのん気に
考えていたけど、ここ最近また寒いですね・・・。僕は風邪を引きました。
高熱は下がったのだけど、なぜか今も微熱が続いている。鼻づまりもひどい。
早く治ると良いのだけど。久しぶりに健康のありがたみを痛感しております。
みなさまもお気をつけて。体調を崩されているひとは早く治りますように。


(前回から一ヶ月経っていないけど)この一ヶ月で更新された好きな作品は、
ブロンドロイド」、「誠にご愁傷様です」、「今宵満月にて/短編置き場」、
リミット~2nd~」、「ホーリーエンジェル」、「アンティーク」など。
感想はいずれも新ブログの方に書いているのでこちらでは割愛します。

投稿したしたものは「百合少女交響曲」のショートエピソード4コマを
4ページ。お読みくださり、また感想をくださりありがとうございました!
コメント返信をこのブログで行っているので、良ければごらんください。

「百合少女交響曲♪」閑話の一コマ

投稿した「百合少女交響曲♪」閑話の一コマ

あとはきぼんFA祭り用のFA作業。現在3枚まで描いています。残りは2枚。

 

今日は八年前に東日本大震災が起きた日。毎年この日にブログを更新している。
国元兵太先生の事を思い出す日でもある。まぁ実際は今日以外にもたまーに
思い出しているのだけど。先日も国元先生の作品にコメントが寄せられていた。
「人々のココロの中で生きている」というのはこういう事なのかな、と思う。


さて今年も地震に関する話を。今回は「地震イツモノート」という本の感想。
阪神・淡路大震災で被災された人々の話をまとめた「キモチの防災マニュアル」。
防災が特別な努力では無く、生活の中に自然にあって欲しいというところから
地震モシモノート」では無く「地震イツモノート」と名付けられました。
経験談や救援活動、避難生活で行った工夫や備えについて書かれています。
全153ページでイラストが多いので、わかりやすいし読みやすいと思います。


初めに、地震が起こった時にその揺れをどう感じたかについて書かれています。
「飛行機や宇宙船が落ちてきたと思った」、「テポドンが着弾したと思った」、
「地球が崩壊するかと思った」など、地震と気づかない人が多かったようです。
それまで知っていた地震とはまったく別物に感じるほどの衝撃だったのかな。
この時の揺れって、たった10秒だったんですね・・・。そんなに短い時間で
あれだけの甚大な被害や死傷者を出したと思うと、本当に地震は怖いな・・・。
真っ暗闇で、街は不気味なほど静かだったという。生きた心地がしないだろうな。
また、街がガス臭かったという声も。あちこちでガス漏れの危険がある為、
ライターなど火を点けて明かりにするのはやめた方が良いと書かれてあった。

それと浅学の為初めて知ったのだけど、最大の問題の一つと言われるくらい
ほこりが大量に舞うらしい。マスクやレインコートがあると良いとの事。
たしかに建物が倒壊する映像などを観ると、粉塵がすごかったな・・・なるほど。
また見覚えのある建築物が失われる事で、土地勘が狂ってしまう問題も浮上する。
思えば平常時でも、更地になっている場所を見て「ここに何が建っていたっけ?」
と思い出せない事がよくある。もしも地震によって街全体がそんな状態に
なったら・・・。普段から公園や道について知っておこうと書かれていた。

その他にも、あると便利な道具、洗わなくても良いようにお皿にはラップを
敷くなどの基本的な情報や、「できなくなる事」についても書かれています。
明かりをつける事すらできなくなる、暖房や冷房も、と考えると厳しい。
でもどちらかというと、人との関わりについての話の方が重要かもしれない。
この時の被災者は30万人、救助隊は1万人。救助隊が救った命より、消防団
市民が救った命の方が多かったようです。救助活動もできる限り自分で行う、
その為の方法や役立った物についても書かれているので、より実用的かも。

普段から近所付き合いがあり、あいさつを交わしたり助け合ったりしている、
それにより誰が居て誰が居ないかがすぐわかったり、物資をシェアしたり、
助けを求めやすかったりする、そして励まし合って毎日を生き抜く事が
できるというメリットが書かれていた。実際に被害から立ち直っていくのが
早かった共同体は、そんな仲の良いまとまったところからだったという。
僕は今の家に引っ越してきてからはお隣さんぐらいしか近所の人を知らない。
田舎でもそういう事があるのだから、一般的に近所付き合いが希薄と言われる
都会だったらなかなか難しいかもしれない。ただでさえ難しい人間関係、
それが震災によりさらに不安定になるけど、団結して立ち向かえたら良いな。
特に避難所で生活する時は、否が応でも他人と暮らさないといけないのだから。


避難所生活では、人情が身にしみたという意見もあったし、人の嫌な面を
たくさん見たという意見もあった。物資を仲良く分け合ったところもあるし、
取り合う大人たちが居たところもあったの事。食べ物を配る学校関係者に対し、
配給が少ないと不満を持った人が「スタッフが最初に食べてるんやろ!」と
いらだちをぶつけたという話もあった。このへんの話は子どもの頃に読んだ
ズッコケ脅威の大震災」でも書かれていたので、わりと覚えている。
ストレスは相当溜まるだろうな。僕も特に集団生活が苦手な人間だから、
きっと常にいらいらしてしまうだろうと思う。余震の恐怖もあるだろうし。
でもそれを他人にぶつけないようにしたいな。難しいかもだけど、少なくとも
助けてくれるスタッフさんたちにぶつけるような人間にはなりたくない。
そんな人を責める事ができるのは、僕が被災しておらず平和に生活できている
恵まれた人間だからで、本来僕に責める資格は無いのかもしれないけど・・・。

ライフラインが復旧したのは七ヶ月後、全仮設住宅が解消されたのは五年後。
徐々に地震が人々の記憶から薄れていっても、そんなに長い時間避難生活は
続くのだな・・・。その後も完全に元通りの暮らしができるとは限らないし。
東日本大震災に至っては八年が経った今も5万人以上が避難生活を送っている。
仮設住宅に住む人も3400人居るという。八年経っても・・・と考えるとつらい。
他の人がたくさん言っているだろうからわざわざ僕が言う必要も無いんだけど、
東京オリンピックなんぞにお金をかけている余裕なんて無いんじゃないの???
そんな政府だったり、助けを呼ぶ声をかき消すマスコミのヘリの話だったりに
読んでいて腹を立てた。でも何もしていない僕に責める資格は無いのかな。


上で学校関係者と書いたけど、避難所が学校の場合、校長先生が主導で
避難所の運営や救援物資の配給などを行っていたらしい。なるほど、学校には
そんな役割もあるのだな・・・。学校ってぜんぜん好きじゃなかったけど、
当たり前の教育機関としてだけでは無く、そういう部分でも重要な場所なんだな。

学校の先生や医療関係者、地元の消防団など。自分や家族が被災していても、
市民の為に活動していたという。すごいよね。僕だったら動けないと思う。
家族の安否を確認したかったけど仕事を放り出す事もできず、葛藤していた
消防士さんの話も載っていた。想像できないほどキツかっただろうな。
単に仕事だからというだけでは無く、他人の為を思って行動できる人はすごい。
去年祖母が倒れて救急隊員の人たちやお医者さんたちを見た時も思ったけど、
僕たちはそんなプロフェッショナルな人々に日々支えられているのだなぁ。
幼稚な僕にはとてもじゃないけどできない事だな・・・。でもそうやって
自分とは違う人間だからできるんだと思うんじゃなく、自分もできるように
ならないといけないのだよなぁ・・・果てしなく難易度が高く感じるけど。


最後に「防災といわない防災」と呼ばれる活動についても書かれている。
防災訓練という呼びかけに応じて集まる人の顔ぶれは決まっている為、
もちろんそれも重要だけど、地域活動に防災をそっと盛り込む事によって
地域防災を進めようという活動らしい。たとえば「防災拠点を知ろう」と
呼びかけるのでは無く「街を探検しよう」というテーマを掲げて、
子どもたちと地域を探検する事によって防災拠点やその用途などを知る
「わが街再発見ワークショップ」、他にもゲーム形式で学べるイベントなど。
なるほどな!これなら防災訓練よりも参加しやすいし楽しむ事もできる。
どうやって訓練に参加する人を増やすか、じゃなく、楽しむところから考えた
こういうアプローチの仕方もあるのだな!と目からうろこが落ちました。

これを読んで僕が真っ先に思ったのは、他作品の宣伝も同じかも、という事。
リンクを貼って面白いよと宣伝しても、現状誰も興味を持ってくれない。
でも何か他の楽しめる事柄の中にその作品の要素を折り込む事ができたら、
自然とその作品を知りたいと思えるようにできたら・・・と思ったのだ。
まぁそれが簡単にできたら苦労はしないんだけどね。でも参考になりました。


以上、今回も感想より単なる紹介部分の方が多くなってしまいましたが。
いろいろ勉強になりました。防災への意識がまったく無い不真面目な僕だけど、
こうやって少しでも防災について考える時間を持つ事が大切だなと思いました。
こういう知識をまったく使わず一生を終える事ができたら一番良いんだけどね。
もちろん自分だけじゃなく、好きな作者さんたちもそうでありますように。
そして今もなお避難生活を送っている人々が早く元の生活に戻れますよう、
後遺症やPTSDを負ってつらい思いをしている人々の傷が早く癒えますように。
いちおう毎日簡単にお祈りしていたりするけど、改めて祈念します。終わり。

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猫日記6 「野良猫の拾い方」を読みました

2月下旬。寒さは出勤時は堪えるけど、夏よりはぜんぜんマシです。
夜だってゆたんぽを入れたおふとんに入っていればすぐ温まるしね。
猫も脚の上で長時間寝てくれるし。冬、良い事ばかりじゃないか。
まぁ降雪量の多い地域は雪かきで大変だけど。こちらは恵まれている。
みなさま体調を崩されていませんか?インフルエンザやはしかなど、
流行しているようなのでくれぐれもお気をつけてお過ごしください。
また先ほどは北海道で震度6弱。心配だな。余震にお気をつけて・・・!

はてなダイアリーからはてなブログに移行して今回が初めての更新です。
先々月書いていたこの新しいブログの呼称について、「月ブログ」と
する事にしました。月一更新だからなのと、もう一つ理由があります。
まぁひみつですが。新ブログの方はそのまま新ブログと呼び続けます。


この一ヶ月で更新された好きな作品は、「僕と先輩の代理魔女戦争」、
アンティーク」、「石川へ行こう!」、「キミにホネヌキ!」、
天気予報が混乱中!/短編置き場」、「ライブオブジョブ」、
リミット~2nd~」、「変な卵もらいました」など。面白かったです。
そして大好きだった作品「人生向上委員会」と「みつまめ」が完結。
新作ではT先生の復帰作「変な卵ひろった」が始まり楽しみです。
あと新ブログにも書いたけどあつむ先生の作品をいろいろ読みました。

投稿したものはみつまめ」の完結記念FA絶クレ10周年記念FA
それと先月あるアンソロジーにも参加しています。詳細は伏せますが。
きぼんFA祭り用のFAも2枚描いた。来月中にあと3枚描きたいところ。


さて今年も2月22日の猫の日に猫の話を書きます。今年はうちの猫の話
では無く、図書館で借りた「野良猫の拾い方」という本の感想です。
読書感想ブログがあるのに読んだ本の感想を書くなんて、もうホント
使い分けがめちゃくちゃになっている気がしないでも無いですが。
東京キャットガーディアンという猫の保護団体によって書かれた本です。
野良猫の保護の仕方から子猫の育て方などについて書かれています。

野良猫の拾い方

野良猫の拾い方

 

 去年ヨタカンでお馴染みのノウノ先生が、「のら猫と仲良くなる方法
という作品を登録されました。先生ご自身の経験に基づいた作品です。
我が家では僕が生まれる前から猫を飼っているけど、読んでいると
知らない事が多かった。また今期は「同居人はひざ、時々、頭のうえ。
という拾った野良猫を飼うアニメも放送されている。こちらもなかなか
為になる。うちの猫ももともと全員が野良猫だったし、せっかくだから
この機会に少し勉強してみよう!と思い今回この本を読む事にしました。


まずは野良猫の保護、捕獲の方法から病院へ連れて行く事への重要性、
里親へのなり方やそれにかかる費用などについて紹介されています。
低血糖で弱っている猫にはブドウ糖を与える、ブドウ糖が無い時は
ガムシロップやスポーツドリンクでも良い、というのは知らなかったな。
また低体温で弱っている時は、直接お湯に入れると身体が濡れて逆に体力を
奪ってしまう為、身体をビニール袋に入れた状態で温かいお湯に入れる
湯煎が良いというのも勉強になった。ドライヤーも心臓の負担になるらしい。


次に保護する事が多い子猫の育て方について丁寧に解説されている。
猫は人間よりも成長が早いので、週齢や月齢によってどんどん変わる
お世話の内容もわかりやすくまとめられています。子猫の写真も可愛い。
産まれたばかりの頃は人間と同じく2~3時間おきに授乳する必要がある。
我が家でも、育児放棄された産まれたばかりの子猫を保護した事が
何回かある。いずれも母が拾ってきたのだけど、夜中に何度も起きて
授乳していたうちの母はすごかったな・・・。僕は起きられなかった。
子猫は排泄も自力でできない為、授乳時に手伝ってあげる必要がある。
排泄時は人間の赤ちゃん用のおしり拭きを使うのが便利らしい。
上手く出ない時はおなかに「の」の字を書くというのも人間同様なんだな。
また生後一ヶ月は自分で体温も保てない為、常に保温する必要がある。
そう考えると、やっぱりお母さん猫の存在って本当に大きいんだな・・・。
生後1ヶ月で乳歯が生え揃い、4ヶ月で永久歯が生え始めるのにも驚き。
目まぐるしいな!wまぁ1歳で大人の身体になるんだものなぁ・・・。
メスは4ヶ月で、オスは9ヶ月で交尾が可能になるのも知らなかった。
寿命が短い動物は、人間よりあっという間に大人になってしまうんだな。


中でも特に目まぐるしいと感じたのは食事の内容。2週間ごとに
ミルクから離乳食に、離乳食からドライフードにと変わっていく。
週齢とミルクの量や頻度、移行期には離乳食とミルクの割合など、
回数の目安が細かく書いてあるのでかなり参考になるなと思った。
ドライフードは、比較的安価で持ち運びがしやすいだけじゃなく、
歯石の予防になったり、災害時にも便利、病気になった時の療法食も
ドライフードの方が種類が多いなどの利点が多いらしい。なるほど。
ただウエットフードにも水分を同時に摂取できるというメリットも。
どちらも食べられるようになっておくのが良いんだなと思った。


猫を人に馴らす方法についても詳しく書かれている。月齢が低いほど
人馴れしやすいけど、成猫でも根気強く付き合っていくのが大事で、
最初はケージで飼い人間の存在に慣れさせる、その際は構いすぎず、
猫にたっぷり人間を観察させて少しずつ打ち解けるのが重要との事。
仲間が居ると猫だけで固まってしまうけど、引き取られて一匹になり
「人間しか頼る者が居ない」という状況になったらなつく事もあるそうだ。
警戒心の強い猫ほど馴れた後はデレデレになる傾向も多いらしい。へー!
なかなか人に馴れない猫には、孫の手をつかってなでてあげたり、
孫の手の先端におやつを載せてあげると良いというのも面白い。
おやつや遊びは重要で、おやつは常に所持してランダムな時間にあげて、
いつおやつがもらえるかわからない状態で「この人間のそばに居たら
美味しいものが、良い事があるんだ!」と思わせるのが良いらしい。
また遊びは、スリッパに紐をつけてそれにじゃれさせる、人間から猫を
構いにいくのでは無く、猫の方から構わせるのも良い方法だと思った。


すでに自宅で猫を飼っている場合、対面させる時の注意も書かれている。
病気や寄生虫が移るのを防ぐ為、またワクチン接種から抗体ができるまで
最初は別の部屋で飼う、その後はまずは互いの匂いがついたものを
互いのベッドに入れ、匂いを対面させる。そうすると、実際に会った時に
「この匂いは知っているぞ!」と受け入れやすくなるそうだ。なるほど。
あと、食事の時にケージ越しでも構わないので同じ部屋に入れて、
楽しいイベントを共有させると距離が縮まるらしい。これ面白いな!
猫も人間も同じなんだなぁ。そしてつい新入り猫に構いがちになるけど、
ちゃんと先住猫をたくさん構ってあげる事が大切だという事だった。
我が家の場合は、先住猫♂の元に新入り猫♀がやってきた時は
まったくケンカせずスムーズだったな。ふたりはくっついていっしょに
寝るぐらい仲が良かった。その後産まれたばかりの子猫♂が
やってきた時は、猫♀はつんとすまして興味が無いふうに見えた。
今はよく顔を合わせては口ゲンカをしています。手は出さないけど。


他にも知らなかった猫の習性もいくつか知った。トイレじゃない場所で
そそうをした時、人間が騒ぐ様子を見て、再びその反応を見る為に
わざとそそうを繰り返す事もあるらしい。困るけど可愛いなぁw
そそうをした場合、叱ると「おしっこをしたら叱られるんだ」と思い、
膀胱炎になる事もあるらしい。叱らないけど、気をつけないとな。
僕はそんな時は「あらあらどうしたの」と言いながら片づけています。
猫は濃いおしっこをする為、膀胱炎や尿石になりやすい動物だとの事。
猫は自分では症状を伝えられないので、気づいてあげないといけないな。
あと猫はハンモックが好きらしい。ハンモック猫・・・可愛い・・・!


猫の身体から読み取れる感情や猫の幸せについて、病気の時の変化や
薬の飲ませ方についても書かれています。猫が罹る様々な病気の項目、
読んでいたらとても怖くなった・・・。うちの猫が罹りませんように。


以上、この子が居て良かったなぁ、元気で甘えてくれて良かったなぁと
しみじみと思いました。読んでから猫の事がさらに好きになった気がする。
感想というより書かれている内容のまとめになってしまいましたが・・・。
みなさまももし猫を飼う機会があったら、良ければご一読ください。
できれば野良猫の里親になって欲しいなぁ。もらわれていく幸せな
猫たちも居るけど、殺処分される猫たちもたくさん居るのだ、と思って
悲しい気持ちにもなったので。僕は何もできていないんだけどね・・・。
どうか猫たちがみんな幸せに暮らせるような世界になりますように。終わり。

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新都社本スレの思い出1 嫌いな2chとスレに慣れるまで

こちらは新年一発目の更新ですね。あけましておめでとうございます。
体調を崩されている方が多いようですが、みなさま早く治りますように。
まだまだ寒い日が続きますので、くれぐれもお身体にお気をつけて。

この一ヶ月(というか前回からまだ三週間か)で更新された好きな作品は、
ブロンドロイド」、「僕と先輩の代理魔女戦争」、「石川へ行こう!」、
ホーリーエンジェル」、「LILY GARDEN」。新作の「アンティーク」は
ホーリーエンジェル」の湯飲み茶碗先生の作品です。こちらも楽しみ。

投稿したものはチヨジbotのTwitterアイコン、毎年恒例の年賀イラスト
今は2月下旬に投稿する一枚絵を描いています。今日中に終わりそう。
上手く現実を生きられず、漫画の内容も浮かばず停滞していましたが、
FAを描いたりしてちょっとずつでも状態を上げていけたら良いな・・・。

 

先日VIPの新都社本スレが完走しましたね。久しぶりで嬉しかったです。
また楽しく盛り上がってたくさん1000行けるようになったら良いなぁ。
そういえば本スレについての記事を書いた事が無いような気がする、
と思ったので、今回は本スレの思い出を簡単に書いていきます。
六年前の今日新都社を去られたおやゆび主任も大好きな場所だったし。

 

もともと僕は2ちゃんねるに対してかなり悪いイメージを持っていた。
子どもの頃、好きな小説家の新作を探そうと名前で検索したところ、
2ちゃんねるの専門板のスレがヒットした。そこではスレタイをめぐり
壮絶な>>1叩きが行われていた。「厨房」とか「真厨」とか、もちろん
当時は意味はわからなかったけど、罵倒している事は伝わってきた。
「ひどい!もう二度と見るもんか!」と憤った事をよく覚えている。

それから数年が経ち、新都社と出会って作品を読むようになった
新都社との出会いについては以前新ブログで書いたので割愛します)。
知ったキッカケこそ検索して偶然ヒットしたまとめブログだったけど、
最初は出版社だと思い、2ちゃんねる発祥だとはまったく知らなかった。
まぁトップページにニュー速VIPへのリンクがあったし、会社案内も
読めばすぐわかるようなものなのだけど。それは後に読んで知った。

作品を読んで一通り楽しんだ後、今度は投稿している作者さんの事を
知りたくなった。その人たちの「声」を見聞きしたくなったのだ。
作品を投稿している訳では無いので編集部を開くのは違う気がする、
文章が苦手なのでチャットは怖いしメンバーは固定されているようだ
(だいたい勃起先生、戸倉先生、小鉄先生、卜雨先生しか居なかった)。
(↑懐かしのチャット四天王・・・書いていてすごくノスタルジーが・・・)
そこで、とりあえず本スレを見よう、と思いROM専になったのだった。
嫌っていた2ちゃんねるだったけど、新都社作品を読むにつれて
少し興味を持つようになっていた。書き込むのはまだ先の事になるけど。

僕はそれまでコミュニティに所属した事が一切無く、自サイトを作って
他の人と交流した事も無く、掲示板に書き込んだ事すらほぼ無かった
(「幻想水滸伝」のパーティ紹介の掲示板には一度投稿した事がある)。
個人としての僕も、住処も、ネット上にはまったく存在しなかった。
上で書いたように2ちゃんねるも嫌いだった為、もちろん見た事も無く。
すべてが初めての経験だったので、すごくどきどきした事を覚えている。
用語や文化などは新都社作品を読んでその一部を知っていたけれど、
最初は真夜中に危険な街の路地裏を歩いているような気分だったな。
特に昔の本スレの人たちは物言いが正直というかストレートだったので、
結構怖かったしね。僕が見始めた時は荒れる事はまだ少なかったけど。

でも、実際に読んでいる作品の作者さんが保守絵を投稿しているのは
なかなか興奮したな。今でこそTwitterなどSNSが当たり前になって、
商業の作者さんとの距離も近くなったけど、当時は描き手の人と直接
やりとりするなんて考えられなかったから。もちろん新都社作家さんは
マチュアだけど、プロ作家と同様、僕にとっては雲の上の存在だった。
本当に勝手に、でも少しだけ、作者さんたちを身近に感じられたのだ。
書き込む事はほとんど無かったけど、こうして本スレに慣れていった。

 

ここまでで1時間。長くなったので続きはまたいつか書こうかな。終わり。
Web拍手

2018年まとめ

12月に入っても暖かい日が続いたりして喜んでいたのですが、やっぱり
寒くなっちゃいましたね。当たり前か。みなさま体調はいかがですか?
風邪やインフルエンザなどにくれぐれもお気をつけてお過ごしください。
年末年始のお休みをゆっくり過ごせますように、と願っております。
もう新年かぁ、早いなぁ・・・というのは毎年書いているので割愛します。
でも新年の実感が無くて、来年の年賀イラストのファイル名を間違って
「〜2018」にしていた。数日間この間違いに気づきませんでした・・・。

この一ヶ月で更新された好きな作品は、「覇記」、「ブロンドロイド」、
僕と先輩の代理魔女戦争」、「LILY GARDEN」、「さたさいげつ」など。
そしてスコッティ先生の新作「ライブオブジョブ」が始まりました!

描いたものは、漫画では「百合少女交響曲♪」を5ページとおまけなど、
遠ざかる世界」の過去の話を5ページ。詳細は新ブログの方で。
FAはあうり先生のお誕生日に「暁の影」を、サンタコスFA祭り2018で
ホーリーエンジェル」を描きました。あと今は来年の年賀イラストを。

「遠ざかる世界」過去編の一コマ
投稿した「遠ざかる世界」過去編の一コマ

 

さて、このブログでは毎年恒例、一年の振り返りをしたいと思います。

4〜7月に悲しい事がこれでもかというほど起こったけど、乗り越えたら
好きな作品や作者さん、読者さんと過ごす楽しい日々が待っていました。
好きな作者さんや読者さんとたくさんやりとりできたり、見たかった
好きな作者さんの絵にたくさん触れる事ができたり。幸せな時間でした。
こんな僕と交流してくださったりブログや漫画を読んだりコメントを
くださったりFAを受け取ってくださったりFAを描いてくださったり、
本当にありがとうございました!みなさまのおかげで今の僕があります。
みなさまの事が大好きです!何か恩返しができたら良いのですが・・・。
絵も漫画も人間性も未熟な僕ですが、来年もよろしくお願いいたします。
来年も、一年無事に生き延びる事ができたら良いんですが・・・心配です。
これは最後のまとめでしたが、読まれないと思って最初に持ってきました。

 

去年から更新されている作品では「覇記」、「屈託のない人に用はない」、
みつまめ」、「僕と先輩の代理魔女戦争」、「キャンドルロンド」、
忍んで地獄道」、「石川へ行こう!」、「速記めきメモリアル」、
お姉ちゃんは過保護!」、「名華倉庫」、「黒霧沼の魔女」などを
特に楽しませていただきました。来年もたくさん更新されますように!

新作では「ブロンドロイド」、「ADSL、繋がりませんか?」、
のら猫と仲良くなる方法」、「誠にご愁傷様です」、「GirlsLife」、
ライブオブジョブ」。来年も良い出会いがあると良いなぁ・・・。

新作では無いけど今年出会った面白かった作品は「人生向上委員会」、
ホーリーエンジェル」など。いずれもファンになりFAを描きました。

本スレで今年は「生きワレ(生きとったんかワレの略)の年」と
言われる事が多かったけど、去年に引き続き久しぶりに更新された
作者さんが多い年だったようだ。ちょうど去年の振り返りでも、
「来年もたくさんの好きな作者さんが帰ってきてくださると良いなぁ」
と書いていた。来年もそうだと良いなぁ・・・お待ちしております!

特に嬉しかったのは、飯倉さわら(スタジオ 十三平米)先生と
ゆきよみ先生とスコッティ先生。さわら先生に至っては八年ぶり!
驚きとともに「ブロンドロイド」がとても面白くて嬉しかったなぁ。
またこのブログを読んでくださっていて、一時投げようと思っていた
この漫画の続きを描く事にしたと仰っていただけたのも嬉しかった。

商業作品では「まだ見ぬ春の迎えかた」と出会えたのが良かったな。
改めて井上じゃこ先生の絵が大好きになった一年だったとも言える。

 

続いて自分の創作活動の話。FAは去年と同じく24枚、それに加えて
商業の版権絵を描く事も多く、一枚絵は30枚以上描いた事になる。
思うように描けなくてもどかしい事もあったけど、まぁ楽しかったかな。
クオリティも劇的に向上させる事はできなかったけど、去年と比べたら
だいぶマシにはなったかな。僕にしてはよくやった方だと思う・・・。
今年は一年間大きめのキャンバスにアンチエイリアス無しの絵を描き
それを縮小するという方法でFAを描いていた。来年も継続したい。

祭りにはきぼん文芸ニノベ眼鏡サンタコスFA祭りに参加した。
余裕が無くて和装FA祭りに参加できなかったのがちょっと残念だったな。
本スレでは年賀イラスト祭りとかぼちゃパンツ祭りに九年連続で参加。
いや、かぼちゃパンツは祭りに発展しなかったんだった・・・悲しい。

あと、今年は10人の好きな作者さんとつばき先生の娘さんのお誕生日に
絵を贈れた。どれも楽しく描けたし当日にお祝いできたので良かった。
来年も続けたいけど、時間の余裕的にまだどうなるかはわからない。

 

漫画では「百合少女交響曲」という新作の連載をきぼんで始めた。
季刊ペースで4回更新。かつて漫画の展開がまったく思いつかなくて、
年に一回しか描いていなかった頃からするとだいぶ頑張っていると思う。
内容のクオリティは高くないんだけどね・・・僕にはこれが限界だ・・・。
この漫画については新ブログや5話あとがきで書いたので割愛するけど、
描いていてわりと楽しかったな。来年も続けられたら良いんだけど・・・。

あとは「そうだ、FAを描こう」や「ぜっくれ!」も何度か更新した。
12月28日にはマウスの創刊日のお祝いもかねて「遠ざかる世界」の
過去の話を投稿した。こちらについては新ブログの方に書きました。
春の前日(愛と平和)」のリメイクもしたんだったな。拙いけど。
他はアンソロジーや企画に投稿したもの。「FCアンソロジー」では
覇記」の二次創作を、「架空の漫画から1Pだけ抜粋してみよう!2
にも2回目の参加をし、「新都社ミスコンテスト2018」にも2回参加、
そうだFAを描こうアンソロジー」、ぷげら8周年企画にも参加した。
好きな要素をねじ込めるアンソロジー」には一枚絵を投稿した。
そうそう、漫画モンキーにも「モンキーくんとユカリちゃん」という
漫画?を投稿したんだった。ネタが浮かんだらまた描きたいところ。

2016年の10月から継続して、新都社で月一回はage更新できました。
今年もきぼんFA祭りや眼鏡FA祭りやサンタコスFA祭りも主催したし、
ちょっぴりだけど新都社に貢献できたかなぁ。来年もできたら良いな。
それ以外では、今年もはてなダイアリーを毎月、はてなブログ
料理読書ブログを毎週継続できた事も良かった。相変わらず暇人だな!
絵板でも[1]さんとたくさんやりとりできたので、復活させて良かったな。

 

2019年もできる限り創作を(楽しく)続けていけたら良いな・・・。
それでは少し早いですが、みなさま良いお年をお迎えください!終わり。

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いざ、OSの再インストールへ

11月。毎年「秋が短い」と嘆いていましたが、今年は長かった気がする。
暖かい日が多くて嬉しかったですね。さすがにもう寒くなったけど。
みなさま体調を崩したりされていませんか?くれぐれもお気をつけて。
僕も一時期風邪気味だったけど、身体の調子はだいぶ良くなりました。
その代わり今はメンタルをだいぶやられています。絵板にも書いたけど。
今週もしんどかったな。まぁまだ明日も休日出勤があるんだけど・・・。
そして今年もゆたんぽを使い始めました。やっぱり夜はこれが無くちゃ!
そういえば一年前の11月のブログ記事で、ゆたんぽの事を「ゆたぽん」、
「ゆぽたん」などと適当に入れ替えて変えて書いていたら、その記事を
読んでくださったつばき先生がリプライをくださったのが嬉しかったなぁ。

 

この約一ヶ月に更新された好きな作品は「僕と先輩の代理魔女戦争」、
ブロンドロイド」、「ホーリーエンジェル」、「お姉ちゃんは過保護!」、
黒霧沼の魔女」、「さたさいげつ」、「覇記」など。面白かった。
あと漫画モンキーでは「私立!星乙女学園バニーガール学科」の更新も。
異業種先生の新作「誠にご愁傷様です」も始まりました。楽しみですね。

 

描いたものは、漫画では「百合少女交響曲♪」のsage更新分を5ページ、
ぷげら8周年 コラボ漫画アンソロジー」に1ページ(FA)。FAでは
まだ見ぬ春の迎えかた」とymils先生のお誕生日祝いをそれぞれ1枚。
今は12月上旬に投稿するFAを描いています。FAは今年はあと2枚かな。
そうか、今年はもう年末に「遠ざかる世界」を描かなくて良いんだな!
毎年展開に頭を悩ませていたので、やっと解放された事が嬉しいですね。
百合少女交響曲」はFAが終わり次第描きたいです。15日更新が目標。

「百合少女交響曲♪」5話の一コマ
投稿した「百合少女交響曲♪」5話の一コマ

 

前回:https://rm307.hatenadiary.jp/entry/20181025/1540471198
さて今回も7月に壊れたPCの話の続き。OSのプロダクトキーを探した話。
最後の手段としてマイクロソフト社に電話してみよう!というところから。
四ヶ月に渡ってお送りしてきましたが、今回でようやく最後となります。

 

Windows10の大きな特徴の一つが、PCとMicrosoftアカウントとの紐づけ。
ならば、OSのプロダクトキーもアカウントに保存されているのでは無いか?
そう思ってまずは検索してみる。うーん、Officeに関するページはあるけど、
OSとの紐づけに関連するページは無いようだ。やっぱり無理なのだろうか?
しかし諦めきれず、マイクロソフト社に電話して訊いてみる事にした。
駄目なら新しいOSを買うだけだ。電話して損するような事はあるまい。

検索して番号を調べてかける。案内に従いボタンを押し、担当の方が出た。
そこでまずはPCが故障しOSのプロダクトキーがわからない事を話す。
すると「コマンドプロンプトで調べる方法があります」と言われる。
しかしそれは前回僕が打ち込んだコマンドと同じものだったので不可。
やっぱり駄目か・・・と諦めかけたけど、担当者の男性の口調は妙に明るい。
というのも、問題はそんなに深刻では無かったようなのだ。担当者の方は
「プロダクトキーはマザーボードに記録されていると思うので、無くても
ISOファイルを再インストールすれば大丈夫だと思います」と仰った。
え?!そうなの?!僕が調べた限りではそう書いてあるサイトが無く、
半信半疑だった。でも、とりあえず信じてお礼を言って電話を切った。

ISOファイルというのは、Microsoftのサイトでダウンロードできる
Windows10のイメージファイルの事。プロダクトキーは無いのだけど、
これをUSBメモリなどに焼いてインストールする事ができるというのは
事前に調べており知っていた。なので16GBのUSBメモリも注文した。
果たして無償で再インストールする事はできるのだろうか・・・?不安。

数日後、SSDUSBメモリが揃った。まずはHDDをSSDに換装する。できた。
そして起動する。よし、無事に認識されているな。次にBIOSを開き、
ドライブの起動順位の一番目をUSBメモリに変更する。これもできた。
USBメモリを差し込み再起動、祈るような気持ちで再インストールに進む。
すると・・・何と、プロダクトキーを求められる事無くスムーズに進行!
無事にWindows10を再インストールする事ができました。やったー!!!
案ずるより産むが易しだったな!マイクロソフト社の人、ありがとう!

 

長くなりましたが、こういう経緯で無事にPCを復旧する事ができました。
もし僕と同じ状況の人がいらっしゃいましたら、参考になれば幸いです。
みなさまもくれぐれもPCの使用環境にはお気をつけて(僕はこれを機に
PCの冷却用クーラーを購入しました)、そして大切なデータの
バックアップもお忘れなく!本当に失ってからでは遅いので・・・。

最後に、嬉しかったのが、メーカー製の要らないソフトが入っていない
まっさらな状態のPCになった事。そして残念だった事が、以前入っていた
有料フォントが使えなくなった事。気に入っていたけど、まぁ仕方が無い。
ちなみにSSDに換装した事で、PCの起動や終了、エクスプローラーへの
アクセス時間が短縮され、ストレスも減りました。怪我の功名!終わり。

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