自分を認め、受け入れてあげたいと思い自分を掘り下げていくと、
当然、見たくないモノもたくさん発見する事になる。
今まで目を逸らしていた汚い部分、気づきたくなかった醜い考え。
それによって自己否定をより強固なモノにしてしまう事が多い。
「ああ、やはり自分は駄目じゃないか。認めてもらう価値など無いのだ」と。
そんな事無いよ、と言われる事もある。
うん、その気持ちは有難いし、とても嬉しいんだ。
でもあなたは僕の中にあるモノを知らない、だからわからない。
僕がどんなに醜く歪んでいるか、それは僕にしかわからない。
自分を否定するのはやめよう、と何度も挑戦して、何度も失敗している。
自分に負けている・・・自分の思考に負けている。この、弱い僕に。
今でも朝起きて自分の肉体を認識した時点から否定が始まってしまう。
大丈夫・・・大丈夫とココロの中でつぶやきながら
隣で寝ているイルカの抱き枕をお腹の上に載せてなでる。
そして深く呼吸をする。そんな一日の始まり。
でも「大丈夫」と言うようになっただけも、僕にとっては大きな進歩なのだ。
以前はそこで自分を責め続け、「駄目な自分」の裏付けを行っていた。
そうするのが当たり前で、自分はひどく扱われて当然だ、とも思っていた。
最近は・・・まぁ実を言うと、最近もしてるのだけど、
できるだけ控えよう、と自分に呼びかけてはいる。
自分を変えるのは、本当に難しい。ちっとも前に進んでいない気がする。
そして本当に身勝手で、わがままな事だとわかっているけど、
「停滞している自分を見捨てないで」と思わずにはいられない!
ああ、怖いな。すごく。こんな事を書いちゃうくらいに。
何年もかかりそうな事なのに、早く手応えが欲しいと焦ってしまう。
焦らない方が良いとは思っているんだ・・・うん・・・本当に、難しい。
のどが痛い。僕も早めに寝れば良かったな。
終わり。