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憂鬱系青羊な RM307 の月一エッセイブログ Since 2011

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もし不死鳥先生が描き続けていたら・ある作品を読んだ時の事

今月更新された「ふたり。」と「こちら電算部」と「白詰草」を読みましょう!
さて、新ブログの新都社関係の記事は今回は三つだけか。少なかったな。
コメントを送ったり作者さんにメッセージを送ったりするのが好きなのは
どうしてだろう、という話と「ふたり。」の18話を読んで思った事、
今年と過去に描いたかぼちゃパンツ祭り絵の話。良ければごらんください。
今月のFAは連休が終わった頃に投稿しようかな。新ブログにも載せよう。
新ブログは、今漫画を描いているから漫画の話が多かった気がするな。

 

ちょっと確認したい事があって「破壊と再生。」を開いたのだけど、
不死鳥先生の後期の絵柄も良いですよね・・・。絶対加速クレッシェンドQ
連載時の絵柄ももちろん好きなのだけど、力の入れ方が違う感じ。
じっくり見るつもりは無くてちらっと目に入っただけなのだけど、
それでも惹きつけられた。絶クレQでは作画で手を抜く事があったけど、
十一話の補完編以降の作品は描き込みがすごくてとても良い。
・・・間に「〜けど」が四回続いて良くないですね。まぁ良いか。
ああ、不死鳥先生の漫画をもっと読みたかったなぁ・・・・・・・・・。
あのまま描き続けてくださったらどれだけ良いものが生まれただろう。
不死鳥先生が作品を発表されなくなったのは、人類にとって本当に
大きな損失だと思う。当然冗談では無く、まじめにそう思います。
不死鳥先生は本当に創作をやめてしまわれたのだろうか・・・?
とても気になるところです。今も何かを描かれていたら良いな・・・。

ああ、不死鳥先生の作品を読み返したいなぁ・・・。読み返したらまた
不死鳥作品のFAばかりを描く事になるぐらい熱狂しそうだけど・・・。
自分の漫画なども描く気が無くなりそうだ。まぁ今もそんなに無いけど。
不死鳥先生が新都社で活動したのは約二年と、とても短い期間だったけど、
後にも先にもこの人を超える作者さんは出てこない気がするな・・・。
少なくともここ数年僕が見ていた限りは居なかった。まぁプロでもなかなか
居ないかもしれない・・・。その才能が評価されないのが惜しいな。
もっともっと多くの人に絶クレを始め不死鳥先生の作品を読んで欲しいし、
その素晴らしさを知って欲しい。キャラクターの魅力を知って欲しい。
世界観の広がりに圧倒されて欲しい。不死鳥先生の作品の裏側にある
とても大きなモノは、絶クレだけじゃなくフォルテシモ雲林院シリーズ
読まないと感じられないかもしれないけど、ぜひ体験して欲しい・・・。

でも、不死鳥先生の描くものがつまらなくなってだんだん失望していく、
なんて可能性もあったのだろうか?考えられないけど。不死鳥先生なら
我々読者の期待のハードルを安々と越えていきそうな気がする。
これはきっと僕の希望的観測などでは無い、と思うのだけど・・・。
いろいろな経験をして歳を重ねられた不死鳥先生がどのような作品を
描かれるようになるのか・・・興味が尽きないな。わくわくしませんか?

 

ここでちょっと話が逸れます。以前、僕の大好きな作品の某先生が
久しぶりに読み切りを書かれた。いつものように楽しみにしていたけど、
いざ読んでみると、正直その作品の何が良いのかよくわからなかった。
文章はやっぱりお上手だったし、セリフ自体も決して悪くは無い。けれど、
展開とラストの必要性がわからなかったし、意味も理解できなかった。
物足りなくて、一つの「話」として成立しているとも思えなかったな。
それは読解力の無い、感性も死んでいるような僕が思っただけであって、
たぶん他の人が読んだらもっと良い感想を持つ・・・のかもしれない。
そう思って他の人の感想を知りたかったけど、あまり参考になる
コメントはつかなかった(コメント自体少なかった)。残念だったな。

何が言いたいのかというと、昔良いものを描かれていたからといって
ずっと描き続ける事ができるとは限らないし、成長したり時間が経ったり
する事で失われてしまうものもあるのかな、という至極当たり前の事です。
僕だってそうだ。昔より想像力や独創性は確実に無くなっているし・・・。
まぁ僕の場合は良いものを描けていた時期というのはほぼ無いのだけど。
もちろん人として成長する事の方がきっと大事だし、それによって
たとえ失われたものがあったとしても、仕方の無い事なのだと思う。
僕にできるのはただ読む事だけだ。今は新作を読む機会が無いけど・・・。

 

不死鳥先生は居ないので、作品に胸を躍らせる事も、失望する事も無い。
残念だな・・・。僕の中に強烈なインパクトだけを残して行かれた。
四年近くが経ち、次第に薄れてはきているけど、まだ覚えている。
ああ、不死鳥先生が帰ってきてくださったらなぁ・・・・・・・・・。
そして何より、絶クレがもう一度日の目を見る事ができたらなぁ・・・。
もう一度みんなで絶クレを読んで、語り合うのが僕の夢です。終わり。
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