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RM307のエッセイ的なブログ★3

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地震から五年

新ブログ、この一ヶ月は珍しく新都社関係の記事は書かなかったな。
ただ、更新された好きな作品については毎週ちょこちょこ触れていた。
覇記」や久しぶりの「サトリ」、「今日からセイギのヒーロー稼業」、
完結した「パンプキン・モンスター」と「えすぱーライフ!」など。
あとはFAとお祝い絵を1枚ずつ投稿したので、その時の記事をぺたり。
http://rm307.hateblo.jp/entry/2016/02/27/194627

 

今日で東日本大震災から五年。毎年書いているけど、本当に早い・・・。
去年は鷲崎健さんがラジオで話された阪神淡路大震災の時の話を書いた。
予想とは違い楽しい話だったので書くのも楽しかったけど、今年は。

 

僕が国元兵太先生の漫画を初めて読んだのは、2009年3月の本スレでの
魔法人形」の更新報告に「読みました」や「待ってた」などの書き込みが
多かったのがキッカケだった。このスレ。過去ログから探してきました。
http://neetshalog.web.fc2.com/1237014165.html#R197
ご存知だとは思うけど、新都社でも異彩を放つ絵柄と作品の雰囲気で、
目にした時は驚いた。でも惹かれるものがあった。苦手なホラーだけど、
一気に読んでしまった。それから更新を楽しみにするようになった。
作品も良いけど、コメント返信も好きだったな。作風とはまったく違う
明るく元気な文章だったのが意外で、男性に対してこういう事を言うのは
失礼かもだけど、可愛らしかったな。文章のファンも多かったと思う。

そしてもう一つ、国元先生の事を考える時、「ロマンチックノイローゼ」の
FAの事もよく思い出す。たぶん僕が一生追いつけないだろう喜ばれたFA。

 

先月の28日、国元先生の「魔法人形」と「花の女」のコメント欄に、
国元先生の身内を名乗る人からのコメントがあった。国元先生は、
2011年3月11日の震災による津波で行方不明となった、との事だった。

以前日傘先生の作品のコメント欄やスレ、読者ページなどで、日傘先生が
亡くなったという情報を書き込んでいた人が居た。後に作品が更新され、
それが嘘だったとわかった。今回も、その数日前の本スレで国元先生の
安否についての話題になったばかりだったので、それを見た第三者
勝手に偽りの情報を書き込んだのかもしれない。真偽の程はわからない。
でも、たとえそれが嘘だったとしても、先生はもう失われてしまったのだ、
とも思っている。僕の勝手な思い込みであったら良かったのだけど。

毎年この日にブログを更新して、「国元先生の帰りを待っている」
と書いていたけど、正直に言うと、四年前にもうほとんど諦めていた。
更新日を予告してきっちり連載されていた花の女の更新が突然途絶え、
東北住みという情報があり、サイトから直接メールをしても返信は無く、
安否を心配するコメントがたくさん寄せられていても音沙汰が無い。
なので、くだんのコメントを見ても驚かなかった。やっぱり、と思った。
だけど、文字でその情報を目にすると、いささか動揺してしまった。
暗い津波に押し流される事を、その苦しみを想像せざるを得なかった。
そしてそれが一万人以上の身に降りかかり、その命を奪っていった事を。
当時のん気にFAを描いていた自分がひどく間違った人間のように思えた。
亡くなられた人々、動物たちの魂がどうか安らかに眠れますように。
あるいは天国で幸せに過ごせますように。そう祈る事しかできない。
国元先生の事は、待ちたい気持ちもある。少なくとも、忘れないでいたい。

 

作品の続きを読めない事ももちろん悲しい。でも、続きを読めなくても、
元気なお姿を見られるだけで良かった。国元先生に限らないけど。
本当はそう楽しいもんじゃない」のロンド先生のように、震災以外でも
亡くなられた方はたぶんいらっしゃるのだろう。ネット上でのささやかな
関わりしか無くても、知っている人が亡くなったかもしれないのはつらい。
だからきっと、今この時、作品を読んだりお話ししたりできるつながりを
大事にしていかないといけないのだろうな。・・・なんて言いながら、
Twitterで好きな作品の作者さんにフォローされても反応していないけど。
作品に対しては気持ちを込めてコメントをしているから良いかな・・・?

僕も元気な間に好きな作品や作者さんに感謝の気持ちを伝えられるよう、
今年もFAを一枚一枚ココロを込めて描いていけたら良いな・・・。
そして大好きな作者さんたちが、ずっと幸せに暮らせますように。終わり。
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