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憂鬱系青羊な RM307 の月一エッセイブログ Since 2011

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イルカ便り3 2011-2012

新ブログ、今月の新都社関係の記事は更新報告のリツイートと作品の
コメント欄を見て思った事、その記事へのコメント返信が主でした。
新都社での活動は、「白詰草」と「ふたり。」のFAを描いて投稿、
あとティッシュ先生の結婚祝いの絵を描いてTwitterに投稿しました。
実はまだ投稿していない「ふたり。」のFAが一枚あったりする・・・。
5月に描いたのだけど、投稿するタイミングを逃してしまったな・・・。
今月は明日また別のFAをTwitterに投稿する予定。7月は多かったな。

さて一年前の今日も書きましたが、2011年7月22日は、電車の窓から
イルカがジャンプするのを見てその事をツイートした日。もう五年。
早いなぁ・・・。という事で今回はまたイルカの話を書きたいと思います。

 

2011年のこの日まで、僕は特別イルカが好きだという訳では無かった。
子どもの頃にイルカのキーホルダーやイルカの鳴き声が出せるペンを
買ってもらい気に入っていた事はあるし、動物全般は好きだったけど、
特に「イルカ」という生き物に思い入れがある訳じゃなかった。
むしろ、水族館の花形であるイルカショーに対して「ふん、人気者は
良いよな、僕はくらげの方が好きだよ」なんて謎の僻み根性(?)を
抱いていたりした。何というか、性格がひん曲がっていますね・・・。
でもこの日の親子と思しき野生のイルカを見、その後も頻繁に見かける
ようになり、また新都社の小説「イルカ日記」を読んでいるうちに、
その優しい存在は自分の中でたしかなスペースを占めるようになった。
11月には毎週のように姿を見かけて、何だか励ましてもらっている
みたいだな、と思った。本当に励ましてくれていたのかもしれない。
そして2012年3月24日、かなりココロにダメージを負っていた僕は、突然
「生きているうちにイルカを見に行こう」と思い立ち、電車に飛び乗り
(決めてから十数分で乗った)水族館へ約十年ぶりに赴いたのだった。

久しぶりの水族館は楽しかったな。いろんな生き物の姿形がとにかく
不思議で、面白くて。水槽を一つずつ丁寧に見て行って、最後に
イルカプールへ。近づくにつれどきどきしていた事をよく覚えている。
当時水族館では一頭のメスのイルカが出産したばかりで、ストレスを
避ける為、プールには近づけないように距離に制限が設けられてた。
階段状になった観覧席からは、呼吸をする為に時おり水面に上がる
二頭の背びれだけが見える状態だった。でも、それで十分だった。
寄り添って泳ぐ大きな背中と小さな背中。見ていて飽きなかった。
胸が高まり、だけど不思議と上手く呼吸ができているような気がした。
今度はもっと近くで見たいな。ココロの中で「また会いに来るね」と
メッセージを送って帰路についた。行って本当に良かったなと思った。

次に行ったのは5月2日の夜。ゴールデンウィーク期間中で水族館は
21時まで開館しており、仕事帰りにふらっと立ち寄ったのだった。
イルカを遠くから眺めながら(当時は別のイルカが妊娠中だった)、
「僕はこのまま死ぬんだろうな」という事をずっと考えていた。
そして「どうか無事に赤ちゃんが産まれてきますように」と祈った。

その次は9月の下旬。平日のお昼でお客さんが少なかった事もあり、
水槽の前に突っ立って2時間近く(疲れたな)は眺めていたっけ。
詳しくは書けないけど、この地元の水族館、平日なら静かな環境で
イルカをとても近くでじっくり眺められるようになっています。
イルカが好きなつばき先生にぜひ一度来て欲しいと思ったな。
もうすっかりイルカに魅せられていた僕は、それ以降月に二回は
水槽の前でイルカをじっくり眺め、ショーを見て帰るようになった。
2013年は20回以上行っていたと思う。よく飽きなかったな・・・w

イルカのショーといえば、ショーのお手伝いをしたお客さんは
イルカグッズがもらえるのだけど、これが欲しかったんだよねぇ。
だけど「お手伝いしてくれる人ー!」で手を挙げるお客さんも、
選ばれるお客さんも大抵ちびっこだったから恥ずかしかったのだ。
今も手を挙げる勇気は無い。誰か子どもと行きたかったな・・・。

 

うーん、本題は別にあったのだけど、長くなったので今回は終わろう。
ちなみに最近は月に一回しか行っていません。それでも年12回か。
もう十分励ましてもらったので、何かを期待して行く訳じゃなけど、
やっぱり何年経ってもイルカを見るのは楽しいな。大好きだ。終わり。
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