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憂鬱系青羊な RM307 の月一エッセイブログ Since 2011

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地震から六年

まだまだ寒い日が続きますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
僕はぎっくり腰になったり風邪気味だったり口内炎ができたり・・・
まぁ精神的には元気です。みなさまも風邪など体調にはお気をつけて。
新ブログの方にも書きましたが、新都社で「一枚絵文章化企画2017」、
文芸ニノベ短ページ漫画化企画」という12周年企画を立ち上げました。
今のところ、文章化企画が好評のようで嬉しいです。参加していただき、
ありがとうございます。僕も一読者として楽しませていただいています。
漫画化企画の方は3月13日から投稿開始となります。こちらは終了日は
ございませんので、どうぞよろしくお願いいたします。どうなるかなぁ。
更新された好きな作品は穀倉先生の「忍んで地獄道」、「白詰草」など。
最近はきぼんFA作業を中断して好きな文芸作品の漫画化をしておりました。
でも2ページしか無いのに、未だに終わっていない・・・頑張らないと。

 

さて、東日本大震災から今日で六年になります。もうそんなに・・・。
毎年この日にブログを更新して、国元兵太先生の事も思い出している。
この六年の間にいろいろな事がありました。誰かと強く惹かれ合ったり、
太陽が沈んで初めて、暖かい月の本当の明るさを知る事になったり・・・。
不死鳥先生が居なくなってしまわれたのも、非常に大きな出来事です。
ずいぶんと昔のように感じる。僕にとってはもうすっかり過去の事だ。

しかし先日、まだ仮設住宅で暮らす世帯が三万三千戸以上・・・という
ニュースを見ました。まだそんなに・・・。まだ、終わっていないんだ。
今も大変な思いをしている人はたくさん居るのだ、という事が悲しい。
毎日自分の家で、温かい猫といっしょに絵を描いたり、文章を書いたり、
ネットをしたり、アニメを観たりしている自分がいかに恵まれているか。
体調不良が続いたくらいでため息をついていてはいけないのだよな。
その幸せに日々感謝はしているけど、苦しんでいる人たちが居る事も
忘れないでいたいと思う。早くみなさんが元の生活に戻れますように。

仮設住宅で暮らすのは、福島原発事故の影響を受けた人が多いとの事。
自分の家に帰れない。僕では想像できないくらいつらい事だだろう。
しかも、この先家に帰れる保証は無い。もう帰る事はできないのかも。
それぐらい原発事故の影響は大きい。放射能による汚染は恐ろしい。
正直なところ、東京電力の発表も国の発表も信じる事はできない。
そんな状態でオリンピックを開催しようなんて、いったい政府は
何を考えているのか・・・と、この四年くらいずっと思い続けている。
あまり政治的な発言はしないように心がけてはいるのだけど・・・。

僕の好きな新都社の作者さんたちは、東京に住んでいる人が多い。
原発の影響もあるし、いつか起こりうる可能性のある東海大地震
心配もある。犯罪だって多い。正直、住んでいて欲しくない・・・。
もちろん地方が完全に安全な訳では無い。災害だって犯罪だって起こる。
仕事の問題もあるし、離れられない事情だってたくさんあるだろう。
それでも、関東、東京には住んで欲しくないなぁ・・・と思ってしまう。
今まで、その好きな人々の心配しかしてこなかったけど、去年から、
誕生した新しい生命への心配も出てきた。当然その子たちだけじゃなく、
たくさんの生命が今も誕生している。彼ら、彼女らが口にする水や、
食べ物だって心配だし、今は大丈夫でも、数十年後の事だって心配。
なんて、赤の他人である僕が心配したって迷惑なだけなんだけど。
本当の安全なんて無いけれど、それでも、大切な人々が被害に遭う事が
ありませんように、と願わずにはいられない。でも、難しいのかな。

福島から避難してきた子どもたちに対するいじめも、とても悲しい。
「大人たちの態度を見て子どもたちもそうしているのだ」という意見、
たしかにそれもあると思う。でも、子どもはそんなに単純じゃないし、
幼くもない。自分の意志で他人を傷つける子どもはいくらでもいる。
原因を大人だけに求めてもいけないと思う。子どもだって悪いのだ。
いや、立場の弱い者を作り上げて攻撃する、人間の心理が悪いのか。
僕だって決して良い人間では無いので、批判する事はできないのだけど。

以上、震災や原発事故の影響について思っていた事を書きました。
繰り返すけど、僕は事情通じゃないし、正しい知識も持っていない。
軽々しい気持ちで書いている訳では無いけど、もしも風評被害だと
感じられた人がいらっしゃいましたら、申し訳ございません・・・。

 

日本はどうなっちゃうんだろうな。僕は長生きする予定は無いけど、
大切な人々や、その子ども、孫たちの事が心配だな・・・。終わり。
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