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憂鬱系青羊な RM307 の月一エッセイブログ Since 2011

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腎臓結石との戦い1 激痛の初日

もう6月も終わり。今年は空梅雨かな?と思っていたら、下旬になり
雨が増えてきましたね。残念。早く明けて欲しいな・・・夏は嫌だけど。
今年はエアコンを買わないといけないかもしれない・・・高いなぁ。
そういえばはてなダイアリーの新規登録受け付けが来月で終了との事。
サービスがいつまで続くのかはわからないけど、その時まで続けたいな。

更新された好きな新都社作品は「覇記」、「こんな野球はイヤじゃない」、
中学時代の青春」、「モダンな彼女のノベンバー」など。おすすめです。
そして夢野ヒトミ☆先生の新作「キャンドルロンド」も読みましょう!
各作品の感想等は新ブログの方に書いたので、こちらでは省きます。

新都社活動では「女の子の笑顔アンソロジー」に1枚自キャラで参加、
29日の夜につばき先生の短編小説を朗読するねとらじを行ったぐらい。
絵は、27日夜にTwitterで1枚投稿、30日にも同じくTwitterに投稿予定。
7月は去年同様水着FAを描いてみたいですね。作品も決まっているので。

「女の子の笑顔アンソロジー」に投稿した絵の文字無しバージョン
投稿した「女の子の笑顔アンソロジー」から

 

さて今回は、腎臓結石になって手術した時の事を書きたいと思います。
いつか自分がなった時、それかもし身の回りに結石になった人、
またはなりそうな人がいらっしゃったら参考にされてみてください
・・・と思ったのですが、長くなったので今回は初日の途中までです。
しかし、まだ20代で食生活も気をつけているのになぁ・・・やれやれ。

 

事の起こりは2月14日。ぎっくり腰で整形外科を受診した時の事だった。
整形外科の先生に、腎臓に白い影が写っていると指摘されたのだ。
恐らく結石だろうと。ぎっくり腰以上にショックな通告でした・・・。
帰って検索してみた。石が尿管を通り痛いという事は知っていたけど、
薬などで溶かすのは難しく、「ESWL」と呼ばれる身体の外から
衝撃波を当てて石を砕く手術が必要との事。お金がかかるなぁ・・・。
それに砕いた石を出すのがめちゃくちゃ痛そうで嫌すぎるよ・・・。
でも、いつか治療しないといけないのなら・・・と思って腹をくくった。

腰の状態が良くなってから、地元の泌尿器科を受診して検査しました。
結果はやっぱり腎臓結石。ただ今は痛みなどの症状が出ていないので、
3ヶ月から半年ぐらいは様子を見ても良いだろうとの事だった。
また受診して紹介状を書いてもらうと余計にお金がかかるので、
僕はすぐにESWLがある病院の紹介状をもらおうと思ったのだけど、
18時前で時間がかかりそうでお医者さんが帰りたがっていたので、
「また今度来てください」と言われ帰された。今思えば、この時
粘っていればあの痛みに襲われる事は無かったのかもしれない・・・。

腹をくくった、と書いたけど、泌尿器科の先生から、また職場の人から
石が出る時は相当痛いという事を聞いて、やっぱり手術が怖くなった。
今痛くないなら無理に治療しなくても良いんじゃないか、そもそも、
僕はこの先長く生きられるか怪しい、今痛い思いをして治したって
どうせ死ぬなら無駄なんじゃないか・・・そう思って躊躇してしまった。
毎日結石の事は頭にあったけど、今は怖いからと先延ばしにしていた。

そして6月20日。明け方目が覚めた時は何の症状も無く、すぐ二度寝
その後朝になり起きた時、左の下腹部に違和感が。何か苦しい、痛い。
普通の腹痛とは違い、きりきり痛む訳では無いズキズキでも無い。
筋肉痛とも違う。でもとにかく痛いのだ。患部が熱を持っていた。
症状で何の病気か検索したりお医者さんに説明したりする為に、
どういう痛みなのか言語化しようとするのだけど上手くいかなかった。
体勢を変えても患部を抑えても何をしても駄目。ずっと痛み続ける。
しばらくしたら痛みが収まるのでは無いかと思って、1時間ぐらい
痛みにもだえながら横になっていたのだけど、収まる気配は無い。
もしや結石の影響か?でもお医者さんは背中が痛むと言っていたよな。
おなかだから膵炎かもしれない。とにかく、近くの内科を受診しよう。

痛みに顔をしかめながら身支度をして、うつむき加減でゆっくり歩く。
内科は幸い徒歩3分のところにある。でもいつもより時間がかかった。
触診されながら、便通はあったか、下痢は無かったかなど訊かれた。
その後血液検査と尿検査を行った。診察前もそうだけど、待ち時間が
本当につらかった。検査の結果、血液から炎症反応は出なかった。
しかし尿に血が混じっていて、恐らく結石の影響だろうと言われた。
やっぱりか・・・。診察・検査代で2500円無駄にしたな・・・と後悔。
痛み止めが要るかと言われたけど、去年背中のできものを切除した時に
もらったロキソプロフェンナトリウム60mgと胃薬がまだあったので
(本当はいけないんだけど)、もったいないと思い断って帰宅した。

ESWLを受けられる大きな病院を受診しようと思ったけど、今からでは
駅からタクシーに乗らないといけない。バスが出る時間を調べて、
それに合わせて1時間後に出発する事にしてまた畳の上に横になった。
外では何とか平静を保てたけど、痛みは朝よりもひどくなっている。
畳の上でのたうち回り、「痛い痛い!」という声が抑えられなかった。
ただの腹痛の何倍も痛く、汗が吹き出る。これでは歩けそうにない。
30分ぐらい経ってようやく痛み止めを飲む為に何とか起き上がって
(もっと早く飲んでいれば良かったのだけど、以前胃十二指腸潰瘍で
入院した時に、胃が荒れる痛み止めは控えるように言われていたおり、
また潰瘍ができたらどうしよう・・・と飲むのが怖い部分もあったのだ)、
服用後また倒れ込んだ。効き目が出るまで30分ぐらいだろうか・・・。
それだとちょうど出発の時間だから動けるはず・・・と目論んでいた。

しかし、30分経ってもまったく痛みは収まらない。吐き気もひどい。
今吐いたらまた痛み止めを飲み直さないといけない、もったいないし
効き始めるのが遅くなる、と思って玄関で外の風を受けつつ耐える。
出発は送らせよう。くそう、せっかくバスの時間を調べたのに・・・
タクシーに乗ったら500円ぐらい余計にかかるじゃないか・・・と
思いながら、そもそもこの状態で電車に乗れるのか?と心配だった。
救急車は恥ずかしいから呼びたくないし、僕が呼んだ所為で、他の
命の危機がある患者さんが乗れなくなったらまずいととにかく耐えた。

でも40分経っても50分も経っても痛みは変わらず、かなり焦っていた。
もしかして痛み止めは効かないのか・・・?そう考えると絶望しかない。
後から思い出したら恥ずかしいだろうなぁと思いつつ(余裕あるな)、
この時は「痛い・・・痛いよう!」とだんだんと叫びに近くなっていた。
七転八倒、文字通り畳の上や玄関の前でのたうち回り、荒い息で呻く。
この痛みがあと何時間も続いたら・・・もう死んだ方が楽なんじゃ・・・。
しかし首を吊る紐も見当たらないし、探す余裕も無ければ度胸も無い。
それにPCとHDDのデータを消して、2のひと先生が描いた18禁の同人誌に
「こういう趣味がある訳では無く、好きな作者さんなので買いました」
とメモを残しておかないといけないし、遺書も準備しなければいけない。
有料サービスも解約しなければ。とてもじゃないけどそんな余裕は無い。
(文章にすると何だか余裕があるように思えるかもしれないけど・・・)
そろそろ痛み止めを飲んで1時間が経過しようとしていた・・・つづく。

今思うと、めちゃくちゃ痛いのにお金の心配ばかりしていた僕であった。

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