金魚ちゃんをインストール

憂鬱系青羊な RM307 の月一エッセイブログ Since 2011

週一ブログ→ https://rm307.hateblo.jp/  非公開コメントは Web拍手 へ!匿名でお送りいただけます。

2024年まとめ 重なった死と疎遠、強まった苦痛と絶望

12月、秋が過去最速で駆け抜け、夏から一気に冬へ突入したかのように感じられ寂しく、やっと暑さから解放されたばかりだったのに・・・と憂鬱だった。
とはいえ僕の住む地方ではまだそこまで厳しくはなく、かなり恵まれているんだけどね。いやまぁ身体は痛み悲鳴を上げているので、やっぱり気温も影響しているのかな。
なお11月以降は激減したものの、蚊は現在も飛び回っておりますwやれやれ・・・。

当分は寒さが続き、積雪や感染症にも悩まされる時期ですが、みなさまどうぞお身体にお気をつけてお過ごしくださいませ。いつもお元気で幸せに過ごせますようにと日々お祈りしております。
復興しないまま迎えた被災地の方々もおつらく不安も大きいかと思いますが、一日でも早く安心できる日常が戻りますように、悲しみや苦しみが癒えますようにとこちらも真剣に願っております。
そうか、もう一年経つのか・・・。


前回以降で更新された好きな作品は、「覇記」、「コスモ☆ガールズ」、「失敗しても良いんだよ。」、「終焉の救世主」、「日記や落書き」、「こよつむ」、「ようこそ!株式会社このやろうカンパニー」、「部長戦記」、「いり日記」など。
新作では「暁までは」、アンソロジーでは『新都社「作家」に31の質問』のみなと先生の作品など。
そして「あぽろ大作戦」は真の完結!お疲れさまでした!!!

今月も投稿した創作物に描き下ろしは無く、初出は新ブログへ2011年に絵チャで描いたらくがきと模写や、2012年に描いた「絶対加速クレッシェンドQ」のナナミのTwitterアイコンを掲載したのみだった。

3月に投稿した「新都社自キャラパラメータ」の絵の一部

4月に作り掲載が超絶遅くなった、3月に投稿した「新都社自キャラパラメータ」の絵の一部


さて今月は毎年恒例、一年の振り返りと個人的な今年の漢字の発表を行います。
創作活動や楽しませていただいた作品などに関しては新ブログで書きたいので、今年もそれ以外の体調や精神面におけるまとめ。


ブログやTwitterでもたびたび書いたけど、昨年から強まった腰と背中の痛みがさらに悪化し、特に8月以降は1時間も机に向かえば苦しく姿勢を保てなくなった。
現在は週に2回接骨院で施術を受けているもののまだ改善は見られず、ひどい時には座っても横たわっても疼きが止まず、指先でスマホを操作する以外に身体を動かせない時間も増えた。

その結果作業時間が激減し、長文を打つ余裕を持てずコメントや返信も遅れがちで、絵を1枚も描けないどころかブログの更新分を書くだけで一週間を費やすくらい、満足に活動を行えなくなった。
肉体的な苦痛に加え、取り組みたい物事を諦めたり我慢したりしなければならない精神的なストレスもつらく、もうすべてから解放されたいとココロが血と涙を流す日々。

また6月からは再び食事もしんどく感じ、夕食では休憩を挟みながら2時間以上を要し、割ける時間がもっと不足した。
加えて寝る時間も後退し、けれど痛みで長時間は眠れず、夏以降は5時間前後の睡眠が続いているのでメンタルにも悪影響を及ぼしていそう。お仕事や家事や育児に忙殺され、もっと短時間で頑張っていらっしゃる方も多いので、僕はぜんぜん楽だけど!
なお5月からは中途覚醒により1~2時間で目が覚めていたけど、近頃は3~4時間程度は起きずに寝続けられる。

そしてこちらも以前書いたけど、夏季は短時間外出しただけで熱中症のような体調不良に陥るくらい、扇風機の前から離れ動くだけでぐったりと疲労するくらい体調がぼろぼろになった。
僕には昔のような日常生活、他の人々のような社会生活はもう送れないかもしれない。まぁすでに人生自体を諦めているんだけどね。

2019年から選出している自分にとっての今年の漢字、2019年は「」、2020年は「」、2021年は「」、2022年は2回目の「」、2023年は「」だった。
今年は「」。2月に思春期時代や近年の支えとなっていた大好きなゲームクリエイターさんが、7月に16年ともに過ごした飼い猫♀が、8月に人生で最初にファンになった大好きなお声の声優さんが急逝した。
田中敦子さんについては8月に新ブログで取り上げ、もうお一人と一匹についてはそれぞれ1月、2月に詳しく書きたい。

数ヶ月経過しても今でも思い出さない日は無く、ずっと悲しい。
もちろん生きて歳を重ねれば避けられず、じっと耐えてゆっくりと慣れていくしかないのだろう。これまでもそうだった、これからもそうなのだ。

しかしさらに好きな人々との疎遠も5月と6月に経験し、前述した中途覚醒や食欲不振に陥るほど強くココロが掻き乱れた。
謂れは無くとも僕の人間性が良ければされなかった非難だろうし、それなりに長く応援させていただいていた大好きな作者さんと作品たちだったので、忘れたり切り替えたりも容易じゃない。こちらも時間の経過による鈍化を待つしかできそうにない。

だけど別れはこれで四年間止まらず、御二方以外にも嫌われたり疎まれたりしたと感じる作者さんは複数名存在する。
現在交流してくださっている方々もいずれ離れるだろうから救いもない。2022年のまとめでも書いたけど、自分が消えた方が楽だ。
8月下旬に「幻想水滸伝Ⅰ&Ⅱ」のHDリマスター版の発売が発表され、今すぐに決断する必要も無いと見送ったけど、直前の中旬頃までは大晦日に自らの死をもって2024年を終えようかとも考えた。きりの良さと成立感が好きなので・・・w

でも今後もゆるゆると、だけど確実に絶望の淵へ下り続けるだけの道程なら、きっぱりと期限を定め完全燃焼した方がきれいで、充実感とともに去れそうで惹かれる。
新ブログにいただいた10月1日のWeb拍手コメントへの返信でも、「2021年に漫画、2022年に新都社でのage更新、2023年にFA投稿の継続、そして2024年に新ブログを休止し」と書きながら、2025年には命かなと念頭に置いていた。
僕は有言実行主義なので、活動や祭りと企画の主催の終了と同様に決めたら守る予定だけど、来年には撤回し、ずっと生き永らえたい!と願えるほどの喜びを得られていたら・・・。まぁそう希求しながら十有余年が経ったので、きっと手に入らない幸せ。

ただ嬉しい出来事もちゃんと多く、好きな人々との交流もお言葉も応援もたくさんいただけて、魅力的な作品にもたくさん楽しませていただけて大変感謝しております!!!
2024年もありがとうございました!!!少し早いですが良いお年を!!!終わり。
Web拍手

「幻想水滸伝Ⅰ&Ⅱ HDリマスター」の発売を待った日々

11月、信じられないかもしれませんが、僕の住む地域では先週まで扇風機が必要な気候でしたw初めての経験でびっくり!!!もう11月ですよ?!
なお回し始めは4月で例年よりも1ヶ月早く、今年の暑かった時期は一年の半分以上を占める計算に・・・そりゃ身体も狂うわな・・・w
そして今日から一気に気温が下がり、もうオフシーズンに入りそうだけど、引っ越しでもしない限りは今後まともに生活できない気がしてきた・・・w
夏は都会部の方が気温が高いようだけどさすがに半年は続かないだろうし、関東圏にも住んでみたいのよね・・・。
まぁそれ以前に一年後には気温も生活も将来も悩む必要が無く、すべての事象から解放されているかもしれないけど!w

あとインフルエンザも流行期に入ったようで、新型コロナウイルスも依然として終息せず、今冬も心配や不安が続く。
みなさまもなにとぞお気をつけてお過ごしくださいませ。また現在体調を崩していらっしゃる方も、早く全快、復調しますようにと日々お祈りしております。大好きな人々が、いつもお元気で幸せな日々を送れますように。


前回以降で更新された好きな作品は、「覇記」、「終焉の救世主」、「日記や落書き」、「4koma」、「とある教会の奇妙な青年会」、「アラフォーキムチ先生メンズメイク初心者講」など。
sage更新では「あぽろ大作戦」、新作では「こよつむ」など。
アンソロジーでは「方言女子アンソロジー」のみなと先生、「共通キャラアンソロジー」の鉄平先生、「くさいめし(グルメアンソロジー)」の28先生、『新都社「作家」に31の質問』のあいとし先生の作品など。

今月も投稿した創作物に描き下ろしは無く、初出は新ブログへ2011年のアナログ絵を1枚掲載いしたのみで、ほとんどは再掲だった・・・。

 

今月も思春期時代を明るく照らしてくれた大切なゲーム「幻想水滸伝」シリーズの話、昨年の6月に書いた「幻想水滸伝Ⅰ&Ⅱ HDリマスター」の発表当日と感動のその後。


発売予定は2023年、だけど詳細な時期はわからず、毎日今か今かと待ちわびた。
配信プラットフォームのSteamでは一時3月だと記載されたり、過ぎて以降はTwitterでPS版の発売日だった12月に合わせるのではと予想されたりしたけど、8月30日に公式アカウントから悲しい通告がなされた。

前年にはゲームやキャラクターに関する情報が定期的にツイートされていたけど、年始から記念日以外のツイートやRTしか投稿されなくなり心配してはいたものの、翌月の東京ゲームショウ2023で発売日が告知されるのではと多大な期待も抱いていたので、かなりのショックを受けてしまった。
苦しい現実に残されたわずかな生きる支えだったし、プレイできる日まで当分は生き続けなければならなかったし。


何より制作が中止される可能性も懸念し、感動と幸せに包まれていたファンの方々の落胆を思うと胸が痛んだ。
生みの親である村山吉隆さんが制作チームから離れ20年以上、ナンバリングの続編も17年以上沈黙し、現行機でも遊べない状況が11年以上続き、リマスター版まで頓挫したらあまりに不憫で・・・。
それでもひたすら耐え忍んだ。だけど翌2024年2月14日に、幻水が誕生してから最大級の悲劇が訪れた。今は触れず、来年以降の1月に改めて書きたいと思う。


以降は藁をもすがる思いで「Nintendo Direct」を毎回チェックし、また少しでも寂しさを埋めたくてCDやオケコンの演奏のダイジェストを毎日聴き返し、「幻想真書」などの関連書籍も再読していた。

ちなみに十年近くほぼ毎日アニメ系のサウンドトラックを愛聴したけど、昨年8月末から今日に至るまでは幻水関連の楽曲にしか触れていないw
しかも365日延々と流しており、病的だと疑われそうで不安・・・w

所持している「幻想水滸伝」シリーズのアレンジCDなどの写真(一部)

所持している「幻想水滸伝」シリーズのアレンジCDなどの一部


そして延期から約一年が経過した8月27日、ついに発売が決定し嬉しかった!!!

今回も生配信をリアタイして良かったw

その夜からは堤が決壊したかのように、公式や各販売サイトからゲームの予約や特典やグッズの奔流に飲まれたw
前述したように供給が乏しく枯れた界隈には、よく喩えられるけど砂漠が水浸しとなるほどの恵みで、奇しくも原点の「水滸伝」の天魁星である宋江の異名、”及時雨”のようだと思ったw


長きに渡る淀みが一気に押し流され、現在も定期的に新情報が降り注ぐ潤いに満ちた日々を送れている。
ここ二年の渇望、ここ一年の空虚を想うと本当に救いで、相変わらずデストルドーに苛まれる人生だけど、かろうじて投げ出さずに留まっていられる。
正直に言えば今すぐに命を絶ちたくなる欲求にもたびたび襲われ、来春はまだまだ遠く辛抱できる自信もあまり無いけど、それでももうちょっと頑張ろう・・・と思わせてもらえている。


どうか無事に発売され、存分にプレイできますように。また昔からのファンの方々が喜ばれ、新しく出逢う方々も楽しめますように。
そして幻水シリーズが多くの人々の記憶に残りますように、後世に伝わりますように!僕が見届けられなくても、いずれ消え去っても。終わり。

Web拍手

「幻想水滸伝」シリーズの思い出3 再会と仲直りと幸せ

10月、僕の住む地域では先週末にようやく冷房が任を解かれたものの、下旬に入っても日がな扇風機を回している。でも夜中は消しても平気なくらい気温が下がり嬉しい。
あと日中はエアコン、明け方は毛布が必須な寒暖差の激しい週には、地球にはどちらか一方に決めてもらいたかったw
しかし北海道ではすでに積雪が観測され、他の地方も冷え込んでき。大変だな・・・。

そして北陸も。1月の地震や9月の豪雨被害による傷も癒えぬまま、つらい冬を迎えないといけない・・・本当に悲しく被災地が心配。
また最近はあつむ先生が「十二国記」シリーズをお読みで、ブログへ掲載されるご感想に毎回楽しく目を通しているのだけど、現在取りかかれている作品は「白銀の墟 玄の月」。思わず戴国と民の窮状が重なった。
苦境に立つ被災された方々がどうか早く救われますように、安らげる日常が戻りますように。日々お祈りしております。

他にも東日本大震災に見舞われた福島や東北と関東圏などでも、震度4以上の揺れが頻発しており不安が続く。
みなさまのお元気と幸せを変わらず切に願っております。どうかお気をつけて、ご無事で過ごされますように・・・。

 

前回以降で更新された好きな作品は、「覇記」、「終焉の救世主」、「日記や落書き」、「アジだけに」、「BE LUCKY」など。新作では「冴えないおっさんミーツjk」、「ささやかな」など。
あと先月書き漏らしたけど、「ちちんぷいぷい」も読み「ポンコツアンドロイドとおじさん」を一気読みした。
アンソロジーでは「足裏アンソロ」のみなと先生の作品など。
そして「ライブオブジョブ」は完結!お疲れさまでした!!!

投稿した創作物に描き下ろしは無く、初出は新ブログに2011年に絵チャで描いたらくがきなどを16点、2020~2021年に描いた「遠ざかる世界」の先輩の絵を2枚

「幻想水滸伝Ⅱ」の体験版のOPカット
今月も大好きで最推しなPS作品「幻想水滸伝」シリーズの話の続き。


」をプレイできなくなり二年、幼なじみと疎遠になり一年が経過した。
子どもの頃の体感は大人と比べ、月日の流れが何十倍も遅く長く心底つらかった。
ただゲームは祖父母からもらったお年玉の2000円札を握り締め、ソフトのみを購入し説明書を読み込んだりノベライズ本や攻略本を読み耽ったりでき、若干ではあるものの気を紛らわせられた。

でも人は代替が効かない。彼との関係はもう二度と戻らないかもしれない、一生修復できないもしれないと不安に苛まれ続けた。ココロから再会と仲直りに焦がれ続けた。
しかし夏を境に状況は一変する。

8月の終わりに突然、親戚の叔父さんがしばらく使わないからとPS2を貸してくれた。
それからはめくるめく日々だった。いつまでも忘れたくなくて、覚えやすいように9月1日まで待ち手に取り(当時から記念日へのこだわりを持っていたようだw)、二年ぶりに幻想世界、愛おしいキャラクターたち、耳に残っていたBGMに迎え入れてもらえて夢のような幸せだった。
文字通り夢にみるほど希求していた為、身体の隅々まで充足と癒やしが行き渡っていくように感じられ、大きな歓喜に震えた。
それまでの人生で最良の日となるくらい、本当に感動した。
「Ⅱ」の途中のセーブデータから開き再会を楽しんだ後は、同時に購入していた「」から始めクリアし、データを引き継がせた「Ⅱ」を改めて最初からプレイした。

なお以前も書いたテレビゲームを禁止する父親の方針は変わらなかったので、常に見つからないよう最新の注意を払った。

また当時の父はタクシー運転手に就いており、出勤、非番、公休日が不定期で、休日に存分に浸るつもりが非番や公休日と被り断念する時も多かった。
頑張って我々家族の為に働いてくれていたのに、邪魔者のような扱いでごめんなさい!!!まぁ小学校の10分休憩の短時間でも、校庭へ出てドッジボールに興じられるような子ども時分なら、現在よりも満足感を覚えていたかもしれないとも思う。

そして翌10月にはこちらも何の前触れも無く、幼なじみが唐突に我が家へ訪れ、はにかみながら「そろそろ仲直りしようと思って」と歩み寄ってくれた。
目頭が熱くなり、嬉しさのあまりほとんど記憶が残っていないけど、長い空白を埋めるように玄関先で数時間、辺りが暗くなっても言葉を交わした。
彼は一年の間で前回書いた悪い同級生や先輩たちに染まり、早くも警察のご厄介になる非行少年と化してはいたけれど、それでもやっぱり大好きな幼なじみだった。
9月に人生で最良の日を迎えたけど、たった一ヶ月で更新された。あの日と彼の笑顔は、21年経った今でも脳裏にありありと蘇る。

「幻想水滸伝Ⅱ」の体験版のOPカット2


以上、前回の引きに対しとんとん拍子に展開しあっさりと解決する、宣言通り大した話になりませんでしたねw
幻水自体の思い出もメインとならなかったので、また機会があれば来月か来年に書けたら良いな。終わり。

Web拍手

「幻想水滸伝」シリーズの思い出2 仲違いと疎遠と喪失

9月、今年も相変わらず暑い日々が続くけど、朝晩に若干冷える週を挟み日中の日差しも少しだけ和らぎ、今日もかなり涼しいなど、ようやく夏が終わりを告げそうだ。
8月の記事の冒頭で身体の火照りが消えない、動かすだけでキツいと書いたけど、だいぶ負担が減り安堵した。
とはいえ未だに心身がぐったりと重い日が多く、新ブログを書くだけで毎週が終わり歯がゆく悲しいけど、中旬からとりあえず筋トレを再開できたので、運動を継続し元気を取り戻していけたら良いな・・・。
みなさまもお身体にお気をつけて、残暑の熱中症などにもくれぐれもお気をつけて!
雨の多いこの三連休も、開けたらもう一段階涼しくならないかしら・・・。

しかし北陸では豪雨の影響で、ひどい水害や土砂災害が発生している。
Twitterでも書いたけど、1月に大きな地震が起こったばかりなのにつらい・・。被災された方々、お住まいの新都社の方がとても心配。ご無事をお祈りしております・・・。
僕もたった一日だけど、台風10号による停電で苦痛を実感したので。詳しくは連続ツイートで、またここでもいつか気が向いたらまとめるかもしれない。


前回以降で更新された好きな作品は、「終焉の救世主」、「ライブオブジョブ」、「投稿test(キャラデザまとめ)」、「日記や落書き」、「いり日記」、「BE LUCKY」など。そして「あぽろ大作戦」は完結!お疲れさまでした!!!
新作では「ゆるゆるJCらいふ!!」、「日造」、アンソロジーでは「自分の描きたいシーンだけ描くアンソロ」の相模先生の作品など。
他にも読んだと思うけど、20日に新都社のシステムが不正利用された際に忍法帳のデータも消失しており、確かめられなかった・・・早く復旧されますように。

投稿した創作物は、Twitterへ「OZ-オズ-」の17周年記念絵加筆バージョン新ブログへ2011年2~6月に絵チャで描いた絵をいくつか。

今月は大好きなゲーム「幻想水滸伝」シリーズの話を。6月の記事の続き。


布教してくれた幼なじみとは日々、ふたりで考えたオリジナルストーリーのごっこ遊びに興じたり、「」をプレイさせてもらったりした。
しかしある時、生活習慣が怠惰な彼にお父さんが業を煮やし、かのバイオリニストのようにPSを「Ⅱ」のディスクごと叩き割ってしまった。
当日は僕が最後にプレイし、帰ったら彼が続けるだろうと思いディスクを入れっぱなしにしていたので、もしもあの時ケースに仕舞っていれば・・・と超絶後悔した。

もちろん僕は借りていただけの身で他所の家庭の事情なので受け入れたけど、大好きな世界と時間が突然途絶えものすごくショックだった。
幼なじみはすでにクリアしており買い直さず、前回も書いたように我が家ではテレビゲームが禁止されていたので自ら購入もできず(貧乏でお金も無くw)、もうプレイできないだろうと思われせつなかった。
だけど何よりも、その後に訪れた別離が子ども時代では最もつらい出来事となった。

生まれた時から身近で、平日も休日もふたりで過ごしていた幼なじみは年齢が上がるにつれ、やんちゃな同級生や先輩たちと付き合い始めた。
放課後も教室で駄弁りいっしょに下校してくれなくなり、遊ぼうと約束しても彼らと過ごして数時間遅れたりなど、すれ違いや寂しさから不満と悲しみが募った。
また態度も悪くなっていき、人を試すかのような行動も増え、良いやつだったのにとすごく残念だった。

そしてある春の帰り道、彼らと下校する幼なじみに同伴し、同級生たちとは途中で別れふたりきりになったのだけど、幼なじみはわざと鞄を道に下ろして歩き去り、僕の方を向きにやにや笑いながら「落としたから拾ってきてよw」と言い放った。
前述の状況も含め、他にも腹に据えかねる振る舞いが多かった為、僕は無視して一人で帰宅した。背後からは「おーいw」と間延びした声だけが聴こえた。

当時彼は僕がムカついたのだと考えたようだけど、正直一番の理由は嫉妬だった。他の同級生たちを選ぶ彼に、彼を奪った同級生たちに。恥ずかしすぎて言えなかったけどw
翌日から人懐っこい彼は一切話しかけてこなくり、僕も仲直りのキッカケをつかめず、関係が疎遠になってしまった。強い喪失感に苛まれる、本当に苦しい日々だった。

あまりに耐えがたかった影響か、どのように乗り切ったかをほとんど覚えていない。
頻繁に会っておりとにかく近所だった為、母や彼のお母さんから「最近話題に上らないけどケンカしたの?」とよく訊かれ、いたたまれず毎回曖昧な返事で誤魔化したり、どうしても関わりたくて、彼が学校を休んだ日には翌日の授業で必要な教材や連絡事項をメモし、無記名でポストへ入れたりした記憶が残っている程度。
ちなみにメモは逆効果だったらしく、後に彼から「当時はイラッとした」と言われたw

それと運命が分かたれた、奇しくも「Ⅱ」の主人公とジョウイのようだと思った。彼らのように気高くも決別でもなかったけど、それでも深く共感できた気がした。
それからジョウイが牢獄の格子から見上げたように、夜が更けると僕も外へ出て月を仰ぎ、満ちる頃には連日長時間見つめたり、彼の家の方角を向いたりしながら一心に祈った。早く仲直りできますように、いつかまた友だちに戻れますように、と。

あと関係がこじれる前に要らないと言った彼から譲り受けた、割れた「Ⅱ」のディスクもたびたび見返した。壊れたら元に戻らない、後悔は先に立たないと、まるで我々を暗示したかのようだったけど、当時から諦めが悪かったのでまたプレイしたい、仲良く過ごしたいと希望に縋り続けた。
ディスクも願いも持ち続ければ、きっと再び同じ道を歩めると信じた。

割れた「幻想水滸伝Ⅱ」のディスク


長くなったので、続きはまた10月以降に書くかも。大した話じゃないけど!w
あと幻水自体の思い出は少なく、タイトルに偽りありでしたねwすみませんwつづく。

Web拍手

御手洗潔シリーズの思い出1 読んだ経緯と図書館と現在

8月、引き続き酷暑な日々ですが、みなさまお元気でいらっしゃいますでしょうか。
7月の記事で体調がおかしくなったと書いたけど、後日頭痛は治まったものの火照りは消えないようで、冷風を常時身体に当てないと苦しい。
冷房が効いた部屋の扇風機の前から離れ台所やトイレと行き来するだけでしんどく、短時間の外出でもかなりの疲労を覚え、帰宅後は手洗いうがいや荷物や脱いだ服や食事も後回しで、冷風を浴びながら1時間以上安静にしないと耐えがたい。
買い物も近場で済ませ、30分経ったら一旦帰宅し前述のように身体を休め、数時間後に再び出かけるなど複数回に分けている。それでも結局ぐったりと疲れ、一日の残りをふいにしてしまうのだけど・・・。

そして冷やしていても身体を動かすだけでキツく、椅子に深く沈み込んだり横になったりする時間も多いので、創作や作業もままならない。筋トレも2ヶ月以上ストップせざるを得なくなっている。
最近はFAも、DMやあつむ先生のブログへのコメントなども投稿が滞りがちだけど、気温が下がるまでは今後も遅くなりそう・・・。
ただ年始から悪化した腰痛も依然として強く、涼しくなっても頑張れないかも。

これまで最もつらい夏は冷風機が故障し扇風機のみで乗り切った2017~2018年だったけど、最も身体を動かせない今年も堪える。
もう夏季にはまともに社会生活を送れない気がするけど、いつか復調できるだろうか。
みなさまも本当に大変かと思いますが、くれぐれもご無理をなさらず、なにとぞご自愛くださいませ。早く負担が減り、快適に過ごせますようにとお祈りしております。
また新型コロナウイルスも未だ終息せず、体調を崩されている方も早く快復しお元気になりますように。どうぞお大事になさってくださいませ。

前回以降で更新された好きな作品は、「あぽろ大作戦」、「学園騎士」、「終焉の救世主」、「ライブオブジョブ」、「ジャンキーぐるめちゃん」、「いり日記」、「BE LUCKY」、「神絵師になる方法」など。
新作では「私は漫画が描きたい!!」、企画では「しりとり」、「新都 妖怪百鬼夜行」の28先生やえ~と先生やクロモグリ先生、「推しチーム応援アンソロジー」のみなと先生、「新都社「作家」に31の質問」の28先生、「いり先生がアドバイスしてくれるアンソロ」のプリスカ先生、「新都社ストレイドッグス」の湯飲み茶碗先生やまりむ先生やあいとし先生の作品など。
あと「電卓の騎士」や「身振り手振りカタコト旅行」を久しぶりに再読した。
そして「アンティーク」は完結!お疲れさまでした!!!

投稿した創作物は、Twitterへ「幻想水滸伝Ⅱ」の絵の加筆前加筆後と、新ブログへ2011~2012年に絵チャで描いた初出の絶クレ絵を4枚。

先日28先生が、島田荘司先生の本格推理小説「御手洗潔シリーズ」をお好きだと知った!!!周囲でもネット上でもこれまで同好の士と出逢わず、かつ28先生はいつもたいへんお世話になっている方なので嬉しかった!!!
それと余談ですが、先週はpixivに投稿した幻想水滸伝Ⅱ」の絵にもブックマークいただきこちらも喜びました!ありがとうございます!!!

僕はミステリ好きの母の影響で、小学生の時に「シャーロック・ホームズ」と「アルセーヌ・ルパン」、中学生の時に「名探偵ポワロ」と赤川次郎作品、そして高校一年生の時に綾辻行人作品の「館シリーズ」に親しんだ。あとは漫画の「明智小五郎シリーズ」など。
特に綾辻作品は思いもよらぬトリックやどんでん返しに魅了され、当時の最新巻まで読むと、次は綾辻先生の師匠筋のような島田作品にも手を伸ばした。
また実はそれ以前に、図書館で二次創作漫画アンソロジーの「御手洗さんと石岡君が行く」を流し読み、BLが香るふたりに興味を抱いていたのでw


以前も書いたけど我が家にはお小遣い制が無く、お年玉は学校の制服や通学鞄に消え、自治会の廃品回収に参加するともらえる図書券でやりくりしていたのだけど、中学とともに子ども会も卒業と相成り金欠だったので、地元の図書館で借りるつもりだった。
しかし当時のラインナップはシリーズ2作目の「斜め屋敷の犯罪」のみ!wそれなのに二次創作は置かれていたんだwww

その為職員さんに少しずつ購入希望を提出し、一年で20冊ほど増やしていただいた。
すると以降は、申請せずとも新刊をご購入くださり書棚に並ぶようになり喜んだw当時の職員さん、本当にありがとうございました!!!
ちなみに館シリーズは母から借りた。なお母は内田康夫作品、北村薫作品も愛読していたけど、触れる機会は無かったな・・・。

17歳からはアルバイトを始め、大半は家計と学費に入れたものの金銭的に余裕が生まれたので、1作目から少しずつ集めていった。
だけど翌年に図書館まで自転車で2分の家から引っ越し、またプロ野球の応援に費やす時間も増え、その後も新都社に出逢いのめり込み、読書からは遠のいてしまった。

他には前述の赤川作品、同時期に好きになった我孫子武丸作品も購入したけど、本棚のスペースが足りなくなったので、いずれも数年前に手放してしまった。
島田作品も今後読むかどうかわからず、図書館では2008年に刊行された改訂完全版も借りられるので、死蔵するより他の読者の手に渡った方が本たちも幸せかもしれないとも思う。
でもやっぱり愛着があり決心がつかず、現在も本棚に並べ時々眺めている。
いつかまた存分に浸れる日が、続刊に熱中できる日が訪れると良いな。

現在持っている島田荘司作品

本棚から引っ張り出してきた島田荘司作品だけど、ゆーて蔵書はそこまで多くなかった


作品やキャラクターの内容にまったく触れられなかったので、気が向いたら続きを書くかもしれない。
あと御手洗さんと石岡君、13年前に好きだった相手と僕、「百合少女交響曲♪」の生天目先輩との関連についても。大した話じゃないんだけどねw終わり。

Web拍手

村山吉隆さんの記事の制限と「幻想水滸伝Ⅲ」とルック

7月、完全に真夏な日差しが降り注ぎ、外へ出るだけで体力を奪われ憂鬱な時期に。
6月の記事で近所に安い食料品店がオープンし、買い出しの時間と身体への負担は減らせそうだと書いたけど、先日はどうしても遠くの店舗まで行かざるを得なかった。
夕方に出発し頻繁にスポーツドリンクとOS-1で水分補給を行ったにも関わらず、やっぱり体調がおかしくなってしまい、今週は常に身体が火照ったり頭痛が続いたりなどしんどい日々を送っている。

すっかり暑さに負けやすい身体になってしまった・・・。でも毎日クラブ活動や部活に取り組む子どもたち、屋外で作業に勤しむ大人たちはもっとキツいだろう・・・心配。
そしてもちろんみなさまの体調も。本当に毎日大変かと思いますが、どうぞお気をつけてお過ごしくださいませ。
お仕事なども重要かと思いますがみなさまのお身体が何より大切で、何よりも優先なさり、大好きな方々がお元気じゃないつらいので、なにとぞご無理をなさいませんよう。

前回(の記事の投稿から半月しか経っていないけど)以降で更新された好きな作品は、「あぽろ大作戦」、「アンティーク」、「終焉の救世主」、「沼田くんにハメられる(仮)」、「マクロスカイ」、「ライブオブジョブ」、「殺し屋業界最安値」、「神絵師になる方法」、「いり日記」、「コールドフロント」(sage)など。
あと「ぞわぞわ…!ぞわ子さん」を一気読み。
企画では「いり先生がアドバイスしてくれるアンソロ」など。

投稿した創作物は、Twitterへ「OZ-オズ-」の過去絵をまとめた19周年記念画像を1枚。

 

今日で大好きなRPGの「幻想水滸伝Ⅲ」は発売22周年年!おめでとうございます!
大好評だった名作の「」の続編で、しかし賛否両論に分かれる作品。
以下にネタバレを含みますので、未プレイの方はお気をつけくださいませ。

僕は2004年にプレイし、まだ精神が未成熟な子どもだったので物語の悲哀をあまり理解せず、単純に面白いゲームとして楽しんだ。

2021年に、シリーズの生みの親である村山吉隆さんへのインタビュー記事を読んだ。

一部を引用します。

ベストを目指そうとしても、さまざまなしがらみや制約があって100%実現できないことも多くありました。
そんなふうにロジカルに組み立てていても、「それでは開発コストが足りないので7章までにできませんか?」と。そういうことは何度も経験してきました。
『百英雄伝』はそうではなく、クリエーターである僕たちがわがままを言いたい放題言える環境で作りたかった。


そして記事が投稿される前には、Twitterで考察ツイートを見かけた。”「Ⅲ」はルックと戦った後に、ラスボスであるハルモニアに立ち向かう展開だったのでは無いか”。
トーマスを筆頭としヒクサクに打ち勝ち、人間が真の紋章を打ち破る、それこそがルックの見たかった道で、トーマスが真の紋章を持たない天魁星である意味、ルックたち破壊者も108星だった意味なのでは、と。

素晴らしいご賢察で膝を打ち、もしも事実であればルックは命を落とさずに済んだかもしれない、救われたかもしれないと思うととてもせつなく、インタビューの返答ともつながったように感じ(”制約”が「」かどうかは語られておらず、あくまで想像の域を出ないけど)、村山さんの中でも後悔として残っていたかもしれない、と思った。

「幻想水滸伝Ⅲ」のパッケージの裏面画像

「幻想水滸伝Ⅲ」のパッケージの裏面

幻水が大好きで継続作品も待ち望んでいるけど、実現は厳しいかもしれず、たとえ作られても彼は還ってこない、ファンの方々の失った悲しみは癒えないのだろう。
しかし村山さんがご健在な限り、物語を紡ぎ続けてくださる限り、彼のように苦しみ戦い抜いたキャラクターが報われる物語に触れられるかもしれない、さらにもしかしたらリメイクされ、彼が救われる本来の展開を見られるかもしれないと考えた。
2020年に「百英雄伝」が、2022年に「幻想水滸伝Ⅰ&Ⅱ」のHDリマスター化が発表された時に抱き、人生の新たな支えとなった希望だった。

「幻想水滸伝Ⅲ」のパッケージの表面と「Ⅱ」のルックのカード画像

「幻想水滸伝Ⅲ」のパッケージの表面と「Ⅱ」のルックのカード

しかし今年の2月に完全に潰え、永遠に闇に閉ざされてしまった。
それについてはまたいずれ書くかもしれない。終わり。

Web拍手