金魚ちゃんをインストール

憂鬱系青羊な RM307 の月一エッセイブログ Since 2011

週一ブログ→ https://rm307.hateblo.jp/  非公開コメントは Web拍手 へ!匿名でお送りいただけます。

Wake Up, Girls!の解散と好きになった経緯など

6月も中旬になりましたが、朝晩などまだひんやりしていますね。
良いよ毎日これぐらいの気温で・・・夏なんて来なければ良いんだ!
なんて思う今日この頃です。今年も扇風機だけで乗り切れるかな・・・。

この約一ヶ月に更新された好きな作品は「僕と先輩の代理魔女戦争」、
ブロンドロイド」、「みつまめ」、「石川へ行こう!」、「中学時代の青春」、
読み切り「カニタコ」など。期待作は「ADSL、繋がりませんか?」。
描いたものは「屈託のない人に用はない」のFATwitterアイコンを
2枚、月末に投稿する毎年恒例の版権絵を1枚、その他にも下書きなど。

 

さて、今月の記事は今日知って少し動揺したニュースについて。
グループについてなのかアニメについてなのか楽曲についてなのか
ごちゃっとした記事になってしまいましたが、お許しください・・・。

 

15日に、声優グループ「Wake Up, Girls!」が解散を発表しました。
来年3月で約六年の活動に終止符を打つ事になる。悲しいなぁ・・・。
まぁ僕が好きになったのは去年の10月だし、そもそも声優さんたち、
というよりアニメ自体が好きだったから、ファンとは言えないけど。
長年追い続け、応援していたファンの人たちはもっと悲しいだろう。
ファンの一人である鷲崎健さんも悲しみのツイートをされていた。

アニメ「Wake Up, Girls!」を初めて観たのは2015年の3月だった。
テレビで放送されていた当時は、かの悪名高い山本寛監督の作品で
作画崩壊も多いという悪い評判を聞いており、観るつもりは無かった。
(テレビシリーズの前に0話的な劇場版があった事も影響している)
しかしたまたまニコニコ生放送で劇場版も合わせた一挙放送があり、
絵を描く時の作業用BGVとして何の期待もせずに観る事にしたのだった。

するとどうだろう。他のアイドルアニメと一線を画す面白さだった。
最初は、キャラデザが(ファンの人には申し訳無い)可愛くないし
作画的にももっと力を入れている作品はたくさんあると思ったけど、
吹けば飛ぶような地方の弱小事務所で地味なローカルアイドルとして
活動を始め、たくさんの問題を抱えながらも、頑張って前を向く
女の子たちの姿、葛藤する物語をとても楽しく観る事ができた。
最初は地味に見えたキャラたちも、今ではとても輝いて見える。

ただ、その時はまだファンになるところまではいかなかった。
続編の劇場版を観る事も無かったし、曲を聴く事もしなかった。
タチアガレ!」や「7 Girls War」は聴いた瞬間に好きだったけど。
一気に虜になったのは2017年10月、ふたつの続編の劇場版も合わせた
一挙放送を観たのがキッカケだった。劇場版の内容、というより、
少女交響曲」という曲を聴いた事が要因だったかもしれない。

以前も書いたけど、僕は聴いた事の無いアーティストの曲の場合、
初めて聴いて好きになる、という事がほぼ無かった。繰り返し聴き、
身体にだんだん馴染ませていたらいつの間にか好きだった、という
パターンしか無かった。でもWUGの場合は、「タチアガレ!」を
劇場版で初めて聴いた時に「あ、これはすごく良い曲だな」と思い、
7 Girls War」もオープニングとしてはトップクラスに良かった。

そしてこの「少女交響曲」という曲。テレビシリーズのすぐ後の
劇場版で最後に流れるのだけど、聴いた瞬間鳥肌ものだった。
Wake Up, Girls! / 少女交響曲 - YouTube(公式のMVです)


Wake Up, Girls! / 少女交響曲

曲も歌詞も素晴らしく、何というか、アニソンの最高峰だと思った。
「こういう曲を聴きたかったんだ!」みたいな満足感を得られた。
アニメ自体ももちろん良い作品で好きだったのだけど、この曲が
あったからWUGそのものを好きになった部分が大きいと思う。
言うまでも無く、「百合少女交響曲♪」のタイトルの元ネタです。

WUGの良さはやっぱり楽曲の素晴らしさ。他のアイドル作品の場合、
多くても全体の2〜3割しか好きになれる曲が無かったのだけど、
WUGの場合は8割方が良い曲だった。そこも好きになった理由だなぁ。
(「灼熱の卓球娘」のエンディングの「僕らのフロンティア」も
好きで、この曲を聴く為に毎週観ていたと言ってもいいくらい)
先日観たライブ映像でも、「リトル・チャレンジャー」の良さに
気づかされた。田中秀和さん、素晴らしい作曲家さんだ・・・!

WUGの場合は声優さんなので厳密にはアイドルでは無いのだけど、
今までアイドルを好きになった経験が無かったので、「いつかは
終わってしまうもの」という事をちゃんと理解できていなかった。
去年の秋にもアニメ新シリーズの「Wake Up, Girls!新章」が
放送された事で、どこかで「これからもずっと観ていられるんだ」
と思っていたようだ。また新作アニメを観られるかな、なんて
のんきにも考えていた。なので、解散にはびっくりしてしまった。

本当に楽曲が良くて、他のアニメとのタイアップも増えていて。
だから、これからもWUGの曲をたくさん聴きたかったなぁ・・・。
そして何より、アニメで彼女たちの物語をもっと観たかった・・・。
やっぱりもう新作アニメを観る事はできないのだろうなぁ・・・残念。
「Wake Up, Girls!」のキャラたちがみんな大好きだったのだ。
いつかまた、彼女たちに会える事ができたら良いな・・・。終わり。

Web拍手